トヨタ・パッソの試乗評価! フルモデルチェンジの印象は!?

パッソ

2016年4月にフルモデルチェンジされたトヨタ・パッソに試乗してきたので、その内容を投稿する。

販売開始直後と言う事もあり、非常に大きな注目が集まっているようだが、購入を検討されている方の参考になればと思う。

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試乗車

今回のパッソには、通常モデルの他にパッソモーダが用意され、外観、内装ともにデザインが異なることが注目される。

今回試乗したのは、このパッソモーダの”G package”、2WDモデルだ。

パッソ パッソ・モーダ
グレード 駆動方式 グレード 駆動方式
X”G package” 2WD MODA”G package” 2WD
4WD 4WD
X”L package・S” 2WD MODA”S” 2WD
4WD 4WD
X”L package” 2WD MODA 2WD
4WD 4WD
X”S” 2WD  
4WD
X 2WD
4WD

走り

エンジン

搭載されるエンジンは先代モデルと同じものであるが、改良により熱効率が高められているため、燃費も向上しているようだ。

また、今回のモデルチェンジを受け、先代に設けられていた1.3Lエンジン搭載モデルは廃止されている。

スペックは以下の通り。

型式 総排気量 最高出力 最大トルク
1KR-FE(直列3気筒DOHC) 0.996L 51kW[69PS]/6000r.p.m 92N・m[9.4kgf・m]/4,400r.p.m

スペック的には特別なものはないが、少なくとも普段使いであれば、大きな不満を感じることはないと思う。

加速

もっとも驚いたことは、走り出しの軽さである。

車を発進させるとすぐにこの出足のよさを実感することができたのだが、実にスムーズで軽快に加速していく。

思わず、私が所有するSAIよりも出足がよいと感じてしまったほどだ。

車重が910kgと非常に軽いことが影響していると思われるが、同じく私のデミオとも全く異なる印象である。

しかしながら、小排気量エンジンとCVTの組み合わせであることから、急な上り坂や加減速の繰り返し、高速道路での合流の場面では、トルク不足を感じるかもしれない

乗り心地

足回りは柔らかい印象を受けるが、路面からの衝撃も非常にマイルドなものに軽減されており、乗り心地は非常によいと感じられた。

一方、車高が高いこともあり、若干腰高に感じられることは否定できない

一般道を走行する上では快適だが、高速道路走行時の車体安定性には、若干の不安が残るのではないかと思う。

静粛性

今回の試乗では、静粛性も十分に合格点を出すことができるレベルであると感じた。

走り出しにエンジン音が先行してしまうのはCVTの特徴であるが、その音自体はそれほど大きくない。

一般道を60km/hで走行する上では全く問題はないと思うが、風切り音やロードノイズも上手く遮断されているように思えた。

ただし、エンジン回転数が上昇した状況では、エンジンノイズが煩い印象がある

燃費

メーカー公表燃費は”28km/L”とガソリン車ではトップの数値で、非常に優れたものである。

今回の試乗車の燃費計は17km/Lを表示していたが、試乗では燃費が伸び難いことを考えれば優秀な数値だと思う。

最近のマツダ車にあるように、状況によってはメーカー公表値を上回る数字が出ることがあるのかどうかが気になるところだ。

下の表は各モデルごとの燃費をまとめたものであるが、全てのグレードに共通して、2WD車は28km/L、4WD車は24.4km/Lである。

パッソ  パッソ・モーダ 
グレード 駆動方式 燃費(km/L) グレード 駆動方式 燃費(km/L)
X”G package” 2WD 28 MODA”G package” 2WD 28
4WD 24.4 4WD 24.4
X”L package・S” 2WD 28 MODA”S” 2WD 28
4WD 24.4 4WD 24.4
X”L package” 2WD 28 MODA 2WD 28
4WD 24.4 4WD 24.4
X”S” 2WD 28  
4WD 24.4
X 2WD 28
4WD 24.4

サイズ

パッソ

パッソのボディサイズは、全長が3,650mm全幅が1,665mmとかなり小さい。

デミオやアクアのような一般的なコンパクトカーと軽自動車の中間とも言えるサイズであり、ちょうどスズキのソリオと同じくらいのサイズと言える。

それでいながらも、室内が先代よりも広くなっていることが魅力的だ。

全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) 室内長(mm) 室内幅(mm) 室内高(mm)
3,650 1,665 1,525 1,975 1,420 1,270

実用性

室内空間

パッソ 後席

室内空間も広く、使いやすい印象を受けた。

特に、後席膝前のスペースの広さには驚かされたのだが、室内長が先代よりも14.5cm伸びていることによる恩恵が大きいと思われる。

頭上のスペースも広いので、ゆったりと過ごすことができるはずだ。

収納

パッソ 収納

ナビ画面の下にロングアッパートレイが装備され、小物などを置くことができる仕組みになっている。

前席にアームレストが、後席にはドリンクホルダーが用意されていることが嬉しい。

ラゲッジ

パッソ ラゲッジ

ラゲッジも広く、適度な深さがあるので使いやすい。

デミオと似ているな印象も受けるが、左右分割で前に倒すことができるので、大きな荷物を積む場合も安心だ。

デザイン

外観

パッソ

パッソ

パッソ

外観は、非常に可愛らしい印象を受ける。

やはり女性をターゲットにしていると考えられるが、モーダについては男性でも問題なく乗れるデザインだと思う。

内装

パッソ 内装

パッソ 内装

パッソ インパネ

パッソ 内装

パッソ 室内

これには驚かされたが、内装の質感がとても高い

インパネ周りもそうだが、シートの質感もとてもよく、このクラスのコンパクトカーの中では最もよくできているレベルだと思う。

モーダになるとスェード調のシートになるが、中央がパネルのようなデザインになっており、見た目の美しさを演出している。

一方、通常のパッソに採用されるグレーのシートの質感もとてもよく、”高級”とは言わないまでも”上質”な印象を受けた

価格

最も安い”X”の価格は、1,150,200円。

非常に手頃な価格でリーズナブルな印象を受けるが、モーダになると結構な額になってしまうようだ。

モーダの最上位グレードである”G package”では、乗り出し価格が200万円を超える可能性すらある。

パッソ パッソ・モーダ
グレード 駆動方式 価格 グレード 駆動方式 価格
X”G package” 2WD 1,447,200円 MODA”G package” 2WD 1,657,800円
4WD 1,620,000円 4WD 1,830,600円
X”L package・S” 2WD 1,317,600円 MODA”S” 2WD 1,495,800円
4WD 1,490,400円 4WD 1,668,600円
X”L package” 2WD 1,252,800円 MODA 2WD 1,431,000円
4WD 1,425,600円 4WD 1,603,800円
X”S” 2WD 1,215,000円  
4WD 1,387,800円
X 2WD 1,150,200円
4WD 1,323,000円

終わりに

新型パッソは、可愛らしい外観と質の高い内装、取り回しのよいサイズにより、男女を問わず幅広い年齢層に支持される車であると思う。

コンパクトカーの購入を検討されている方には、パッソにも試乗されることをお勧めしたい。

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