自転車を運転中の携帯電話の使用も違法!? 法律を調査してみた!

自転車を運転する女性

自動車を運転中の携帯電話の使用が交通違反であることは全てのドライバーがご存知のことと思うが、運転する車両が自転車の場合はどうなのだろうか。

疑問に思い法律を調べてみたので、早速その結果を投稿したい。

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公安委員会遵守事項違反

法律上、自転車を運転しながらの携帯電話の使用はやはり交通違反である。

道路交通法第71条第6号に基づき各都道府県公安委員会が制定する条例がその根拠となるが、例として、宮城県が定める宮城県道路交通規則第14条を載せた。

(運転者の遵守事項)

車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。

6 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項

                          道路交通法第71条より

(運転者の順守事項)

法第71条第6号の規定により、車両の運転者は、車両を運転するときは、次の各号に掲げる事項を守らねばならない。

(第1~2号省略)

3 傘をさし、携帯電話で通話又は操作をし、物を持ち、又はハンドルに掛けるなど視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法で自転車を運転しないこと

                      宮城県道路交通規則第14条より

同条文をお読みいただければ、自転車運転中の携帯電話の使用が交通違反であることを理解されると思う。

反則行為名は公安委員会順守事項違反だが、宮城県以外の都道府県においても条例にて同様の規制が行われている。

罰則

公安委員会順守事項違反に対する罰則は5万円以下の罰金

同時に、自動車とは異なり自転車の違反に対しては反則金が適用されないため、検挙されれば確実に刑事事件に発展してしまうことも理解しておきたいポイントである。

公安委員会遵守事項違反:5万円以下の罰金

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自動車との違い

一言で“運転中の携帯電話の使用の禁止”と言っても、自動車と自転車ではその根拠が異なる。

既に確認した通り、自転車を運転中の携帯電話の使用は道路交通法第71条第6号に基づき各都道府県公安委員会が定める条例にて禁止されているが、自動車と原動機付自転車(原付)については道路交通法第71条第5号を直接の根拠とするのだ。

(運転者の遵守事項)

車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らねばならない。

(第1~4号省略)

5 自動車又は原動機付自転車を運転する場合においては、当該自動車などが停止しているときを除き携帯電話用装置、自動車電話用装置その他無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信受信のいずれをも行うことができないものに限る。第120条第1項第11号において「無線通話装置」という。)を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。第120条第1項第11号において同じ。)のために使用し、又当該自動車などに取り付けられた若しくは持ち込まれた画像表示用装置(道路運送車両法第41条第16号若しくは第17号又は第44条第11号に規定する装置であるものをの除く。)に表示された画像を注視しないこと。

                          道路交通法第71条より

いずれにせよ、運転中の携帯電話の使用が交通違反であることを理解し、交通法規を厳守していただきたいと思う。

終わりに

自動車同様、自転車を運転中の携帯電話の使用が交通違反であることをご理解いただけただろうか。

自転車の場合はすぐに停止することが可能であるから、その必要がある場合は必ず立ち止まり、安全を確保した上で通話することを心掛けよう。

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