停止処分者講習とは!? 受講すると免許停止期間が短縮される?

講習

更新時講習や違反者講習など、運転免許に係わる講習は多く存在するが、今回は停止処分者講習について投稿してみたいと思う。

その内容や受講することのメリットはどのようなものなのだろうか。

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はじめに

今回のテーマである停止処分者講習は運転免許の停止処分を受けたドライバーが受講する講習である。

よって、簡単ではあるが、免許の停止処分と取り消し処分の概要を確認しておきたい。

交通事故や交通違反を犯した運転者には、①刑事責任、②行政責任、③民事責任の3つの責任を負うことになるが、免許の停止や取り消しは②の行政上の処分に該当する。

交通違反や交通事故を起こした場合には反則点数が加算され、その累積が一定に達した運転者に対して、行政が運転免許の効力の停止や取り消しを行うことができるのだ。

これには、”交通違反や交通事故を起こすようなドライバーに運転免許を与えておくことは交通の安全にとって好ましくない”と言う考えが根底にあるものと思われる。

免許の停止と取り消し処分についての詳細は、以下のページを参照して欲しい。

運転免許の停止・取消しになる点数と欠格期間とは!?  
何度も交通違反をすると運転免許が取り消しになることは誰もが知っていると思うが、何点分の違反をすると取...

 停止処分者講習

停止処分者講習とは、運転免許の停止処分を受けたドライバーが受講することができるものであるが、免停講習短縮講習と呼ばれることもあるらしい。

驚かれるかもしれないが、これを受講することで、免許の停止期間を短縮させることができるのだ。

短縮講習と呼ばれる理由はここにあるものと思われる。

停止期間と講習区分

この停止処分者講習だが、免許が停止される期間によって受講する内容が異なることに注意して欲しい。

運転免許の停止処分は30~180日の範囲で行われるが、この期間の長短により、短期講習中期講習長期講習のいずれを受講するかが決定される仕組みだ。

いずれの講習もその内容自体は同じであるが、1つ1つの項目や作業への時間の使い方が異なるようである。

免許の停止期間(日) 講習区分 講習期間 受講料(円)
日数 時間
30 短期講習 1 6時間 13,200
60 中期講習 2 10時間(2日間合計) 22,000
90 長期講習 2 12時間(2日間合計) 26,400
120
150
180

受講できないケース

免許の停止処分を受けた運転者はこの講習を受講することができるのだが、場合によっては参加できないケースもある。

停止期間の半分を過ぎるまでに受講を申し込んだ場合はよいのだが、これを過ぎると受講ができなくなるのだ。

例えば、30日間の免許の停止に該当する場合、その開始日から15日が経過してしまうと受講は不可能になる。

また、”違反者講習”を受ける資格があったにも関わらずこれを受講しなかったために免許の停止処分となった場合も、停止処分者講習を受けることができないので注意して欲しい。

違反者講習とは、免許の停止処分に該当する運転者の中で一定の条件を満たす者が受講することができるのだが、これを受講することで停止処分を免れることができるものを言う。

これを受講しなければそのまま免許が停止されるのだが、その場合には停止処分者講習を受講する資格が剥奪されると考えてよいだろう。

違反者講習の内容・時間・料金・対象となる点数とは!?
運転免許更新時には更新時講習を受けなければならないのだが、その他にも様々な講習が存在するらしい。そこ...

内容

気になる講習の内容だが、更新時講習同様の教本を用いての講義や視力検査等の適性試験、筆記による適性検査、実車を用いての運転指導などが行われるようだ。

筆記試験とは一種の性格診断のようなもので、この点数で受講成績が決定されるわけではないので安心して欲しい。

また、実車での講習では複数の受講者が1台の車に乗り込み順番に運転するらしいが、教習所での高速教習をイメージするとよいだろう。

最後に、講習で学んだ内容がテストされ、その結果と受講態度により短縮日数が決定されることになる。

テストの内容は、運転に対する心構えを問われることが多く、問題数は全部で40問らしい。

点数のみならず、受講態度も最終結果に影響することから、居眠りなどは厳禁だし、社会人としてふさわしい態度で参加することが必要と言えるだろう。

停止処分者講習の内容
  • 教本を用いての講義
  • 適性検査(視力、反応速度など)
  • 筆記試験(心理テスト)
  • 実車での教習
  • テスト(点数が短縮日数に影響する)

短縮日数

短縮される免許の停止期間は最後に受ける試験の結果によって決定されるが、テストの問題数は40問で満点が42点、制限時間は20分である。

下に点数と短縮日数の関係をまとめた表を載せるが、正解率が50%を下回った場合には停止期間が短縮されない。

逆に、最も優れた成績である”優”になると短縮される日数も多くなるので、これを目標としたいところだ。

それにしても、停止期間が30日でテストの結果が優の場合、29日の短縮がなされるということは、事実上の停止期間が”たった1日”と言うのは何とも興味深い・・・。

免許の停止日数 テストの点数と短縮される日数
優(36点以上) 良(35~30点) 可(29~21点) 不可(20点以下)
30 29 25 20

なし

60 30 27 24
90 45 40 35
120 60 50 40
150 70 60 50
180 80 70 60

終わりに

免許の停止処分を受けても停止処分者講習を受講する事でその期間を短縮させる事ができる事が可能とはいえ、停止処分自体を受けないようにしなければならない。

何よりも交通の安全を第一に考え、安全運転を心がけるようにしよう。

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