自動運転レベルとは!? これを理解すれば自動運転の定義がわかる!

自動運転

最近、やたらと自動運転システムが話題になっているが、その定義が曖昧であることも事実だと思う。

これを理解するために、自動運転レベルと言う考え方があるようなので早速投稿したい。

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定義

自動運転の定義自体は曖昧で、人によって捉え方も様々のようだが、1つの考え方として自動運転レベルと言うものがある。

レベルは、0~4までの5段階に分けられているようだが、以下の表を参考にして欲しい。

レベル  概要 交通事故時の責任
0 運転手が全ての主制御系統の操作を行う 運転者
1 加速、操舵、制動のいずれかをシステムが行う。 運転者
2 加速、操舵、制動のうちの複数をシステムが行う。 運転者
3 加速、操舵、制動の全てをシステムが行い、システムが要請した場合にはドライバーが対応する。 運転者
4 完全自動運転。 ?

レベル0

加速、操舵、制動など全ての動作をドライバーが行うのがこのレベルである。

これまでのように普通に運転する状態と考えて問題ないが、ドライバーは、道路交通法を厳守した上で安全運転に努めなければならない。

もちろん、事故を起こした場合の責任はドライバーにある。

レベル1

加速、操舵、制動のうちのいずれかをシステムが行うのがこのレベルである。

現在製造、販売されている自動車について言えば、衝突被害軽減ブレーキ機能を有するものがこれに該当すると言えるだろう。

言うまでもなく、事故になった場合の責任はドライバーにある。

レベル2

こちらは、加速、操舵、制動のうちの複数をシステムが行う状態を言う。

①クルーズコントロール(加速、制動)と②レーンキープアシスト(操舵)が同時に機能する状態がこれに該当するはずだ。

よって、現在製造、販売されている自動車の中にもこのレベルを満たしているものが存在すると言える。

逆を言えば、現時点で実用化されているのはこのレベルまでであり、交通事故時の責任は運転者が負う。

レベル3

このレベルは、2016年現在、未だ実用化されていない

このレベルでは、原則として、加速、操舵、制動の全動作をシステムが行うが、システムが対応できない状況ではドライバーが操作を行う。

その場合、システムがドライバー操作モードへの切り替えを要請してくるようだ。

ドライバーが操作を行う可能性があるとは言え、基本的には全ての作業をシステムが行うことを考えれば、限りなく自動走行に近いとも言うことも可能。

現時点で、クルーズコントロール(加速と制動)と、レーンキープアシスト(操舵)の自動化が実現しているとは言え、実際には高速道路での使用に限定される。

このレベル3の実用化には、一般道での交差点右左折など全ての動作に完全に対応する必要があるわけだから、課題は多いと言えるだろう。

自動走行モードが動作している状況では、運転者に監視責任があるらしく、事故になった場合の責任もドライバーが負うことになる。

レベル4

このレベルでは、ドライバーは一切運転に関与しない

つまりは完全な自動走行モードであり、一般道、高速道を問わずに、全ての作業をシステムに任せることになる。

これが完成すれば、かなら寿司もドライバーが搭乗する必要もなく、無人車と言う形での運用も可能だ。

2016年、オランダで世界初の公道での試験運転が行われたが、実用化に向けて各国で様々な試みがなされている段階である。

実現すればもの凄いことだが、事故の危険性や運転免許のあり方などを含め、クリアしなければならない課題も多い

ちなみに、我が日本政府は2020年代後半までの実用化を目指している。

課題

自動運転と聞くと、多くの人が、システムが全ての動作を行ってくれ、運転手は何もする必要がない状態を想像すると思う。

それは、正確には自動走行と呼ばれるらしいが、実用化には課題が多いはず。

事故を起こすことなく全ての動作が行われることが確約されない限りは導入不可能だろうし、万が一の場合の責任の所在もはっきりしない。

また、これまでの運転免許システムのあり方も変革を迫られる蓋然性が高いだろう。

これらの不安が全て解消された上での実用化であれば文句はないが、一部の自動車メーカーが自らの利益獲得のため強引に実用化をゴリ押しすることだけは止めてもらいたい。

どこのメーカーとは言わないが、そのような気運がないとも言えないように思える。

終わりに

完全自動運転、つまり自動走行が実現するのであればめでたいことだと思うが、絶対に事故が起きないことが証明された上でなければならない。

不完全なままで実用化するのではなく、時間がかかっても構わないので安全性を追求して欲しいと思う。

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