ガソリン代の半分が税金!? 知られざるガソリン税の税率!

ガソリン税金

先日、自動車には様々な税金が課せられていることを書いたが、さらにガソリンにも多くの税金が課せられていることをご存知だろうか。

今回は、その”ガソリン税”について投稿するので是非とも最後まで読んでほしい。

スポンサーリンク

ガソリン税

以外に思われるかもしれないが、”ガソリン税”と言うのは正式な名称ではない。

いずれもガソリンに課税される”揮発油税””地方揮発油税”と言う2つの税金の総称として、ガゾリン税と言う名称が使われているのだ。

厳密には異なるが、軽油に対して課税される”軽油取引税”も含めて、ガソリン税と呼ばれることもある。

揮発油税

まずは”揮発油税”だが、この”揮発油”と言う言葉自体が聞きなれないものである。

調べてみるとその定義は、”温度15度において0.8017を超えない比重を有する炭化水素油”らしい。

ガソリンもこれに該当することになるのだが、我々がガソリンを購入するたびにこの揮発油税が徴収されている。

その税額はガソリン1リッターあたり”48.6円”

正確な税額はその半分の24.3円なのだが、”暫定税率”なる仕組みにより、我々は、本来の税率の倍額を負担し続けているのだ。

本当にいい加減にしろと言いたくなる。

暫定税率とは!? その意味・税額・ガソリン税との関係を解説!
私たちは、自動車に係わる様々な種類の税金を負担しているが、ある制度により本来の税額よりも多くの税金を...

ちなみに、こちらはガソリン車のみがその対象となるので、ディーゼル車には関係がないことも理解して欲しい。

徴収方法

ガソリン税と言われても、”支払っている覚えはない”、”どうやって徴収されているの”と疑問をお持ちの方も少なくないと思う。

それもそのはず、何と、ガソリン税はガソリン価格に含まれているのだ。

例えば、ガソリン価格が120円/Lと表示されているとすれば、その中にこの”揮発油税”と後述する”地方揮発油税”が含まれている。

当然のごとく、軽油を購入する場合にも、”軽油取引税”が含まれた価格が表示されていることをお覚えておいて欲しい。

地方揮発油税(地方道路税)

道路

また揮発油税か・・・しかも”地方”が付いていて余計に紛らわしい・・・。

以前は”地方道路税”と呼ばれていたのだが、こちらの名称の方がわかりやすいと思うのは私だけだろうか。

その名の通り、道路工事等の財源確保のために設けられている税である。

ちなみに、”地方”という名が入っているが、地方税ではなく”国税”らしい・・・なぜここまで紛らわしい名称を付けるのか理解に苦しむところだ。

その額は、”5.2円/L”だが、こちらにも暫定税率が適用されている。

この地方揮発油税5.2円と揮発油税48.6円が一緒になり、53.8円/Lのガソリン税を構成しているのだ。

その他燃料税

軽油取引税

その名の通り軽油に課される税金で、ディーゼル車が主な対象となるのだが、こちらは地方税である。

金額は軽油1リッターにつき”32.1円”だが、やはり暫定税率の適用を受けている。

石油ガス税

こちらは、液化石油ガスに対して課税されるが、それを燃料とするタクシーが主な対象だ。

ガソリン価格に対するガソリン税の割合

驚き

ここで、ガソリン価格に占めるガソリン税の割合を見ていくことにする。

税額を確認すると、ガソリン税の税額が53.8円(揮発油税48.6円+地方揮発油税5.2円)で、軽油取引税は32.1円

ガソリン価格を120円/Lと仮定すれば、そのうちの53.8円をガソリン税が占める計算になる。

その割合は”45%”であり、何と、ガソリン価格の約半分が税金なのだ。

我々が5,000円分のガソリンを給油すれば、そのうち2,250円を税金として徴収されていることになる。

何と言うことだ・・・。

同じく、軽油が100円/Lだとすると、その中の32.1円が軽油取引税であるから、32%が税金と言う計算になる。

燃料代

(ガソリン)

ガソリン税(53.8円) 価格に占める割合
揮発油税 地方揮発油税
本税 上乗せ分 計(暫定税率) 本税 上乗せ分 計(暫定税率)
120円/L 24.3円 24.3円 48.6円 4.8円 0.4円 5.2円 45%

燃料代(軽油) 軽油取引税 価格に占める割合
本税 上乗せ分 計(暫定税率)
100円/L 15.0円 17.1円 32.1円 32%

年間の負担額

ガソリン税

このガソリン税だが、年間でどれくらいの負担になるのだろうか。

単純に考えても、燃費が良い車ほど負担額が小さく、そうでない車ほど負担額が大きくなることは言うまでもない。

今回は、デミオ・ガソリンモデルの燃費をもとに趣味レーションしてみることにする。

燃費はメーカー公表値である24.6km/Lの70%、すなわち17.2km/Lと仮定し、ガソリン価格は120円/Lに設定。

さらに、年間の走行距離を1万kmとする。

すると、走行距離1kmあたりにかかるガソリン代が7円であるから、走行距離1万kmにかかるガソリン代は70,000円

その45%がガソリン税なので、その額は”31,500円”だ。

他にも様々な税金を支払っているのに、ガソリンについてもこれほどの税金を徴収されているのかと思うといい加減にして欲しいと思ってしまう。

終わりに

ガソリン税はじめ、燃料にかかる税金の存在を初めて知った方は驚かれるかもしれないが、我々が車に給油するごとにこれらの負担を強いられているのだ。

自動車には、自動車取得税や重量税などのその他税金も課せられていることを考えれば、もう少し軽減できないものかと思ってしまう。

多くの国民がこれらの税制について知るところとなれば、より政治的な動きも出てくるのではないかと思うところである。

自動車にかかる税金の種類は9つもある!? その詳細を解説!
先日、ガソリン税について投稿したが、その他にも自動車には多くの税金が課せられており、その種類は9つに...
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク