未使用車が流通する背景にはディーラーと報奨金の関係が!?

報奨金

先日、新古車と未使用車の違いについて投稿したが、今回はそれらの車が市場に流通する理由について投稿したい。

その背景には、報奨金という意外な仕組みがあるらしいのだが、その詳細は・・・。

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はじめに

はじめに、未使用車とはどのような車のことを指すのかを確認しておきたい。

未使用車とは、一般のユーザーによって使われることなく、ディーラーによってナンバー登録のみが行われた車のことである。

新古車と呼ばれることもあるようだが、それらの車がディーラーから私たちに販売されたり、中古市場に流れたりするのだ。

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報奨金

報奨金

未使用車が市場に出回る理由を考える上で、報奨金制度を見逃すことはできない。

これは、ディーラーが各車ごとに設定された目標台数を販売すれば、メーカーから一定の報奨金を受け取ることができる仕組みである。

例えば、”Aという車種があり、その車種を年間300台販売すればこれくらいの報奨金がもらえますよ”と言った感じだ。

あるいは、報奨金を受け取るのではなく、メーカーからの仕入れ価格をより安くしてもらえるケースもある。

これは業界の方から聞いた話だが、最近新型が発売開始となった国内でも最も売れているハイブリッドカーは、一般販売価格の半値以下で仕入れることができるらしい。

もちろん、メーカーから指定された目標販売台数をクリアした場合なのだろうが、ディーラーにとっては、是が非でも達成したいところだろう。

帳尻合わせ

計算機

目標販売台数に達した場合、ディーラーが受けることができるメリットは大きいが、いつもそれを達成することができるわけではない。

”目標まであと2台足りない”などというケースも珍しくないのだが、そのような場合は、ディーラー自らが、目標に対する不足台数分を購入することがある。

この”帳尻合わせ”こそが、未使用車が流通する原因なのだ。

それらの車を未使用車として販売すれば新車よりも若干安く売らねばならないが、それによるデメリットよりも、報奨金を手にすることによるメリットの方が大きいことは間違いない。

よって、ディーラーがこの手を使わないはずはないのである。

中古市場への流出

ディーラーが購入した未使用車は、直接、私たち一般に販売される場合のみならず、中古市場へと流れるケースも少なくない。

と言うのも、未使用車の販売を乱発することは、ディーラーにとって、好ましいことではないのだ。

価格の安い未使用車ばかりが販売されれば、高いお金を出してわざわざ新車を購入するのが馬鹿馬鹿しいという話になってしまうからである。

ディーラーは、あくまでも新車の販売をメインとしているわけだから、それが売れないという事態は絶対にあってはならないことなのだ。

カーオークション始め中古市場へ流すことで、新車の販売に影響を与えることなく、在庫を処分することができるのだから、ディーラーにとってもベストな方法と言えるだろう。

終わりに

当たり前のように流通している未使用車だが、その流通の背景には、ディーラーと報奨金という意外な関係が存在する。

これにより、我々が、仕入れ価格よりもはるかに高額な値段で新車を購入していると思うと、なんとも複雑な心境になるのは私だけだろうか・・・。

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