デミオ・ディーゼルに1日試乗! その加速と実燃費が凄い!?

デミオ・ディーゼルモデル

私はデミオガソリンモデルを所有しているのだが、今回はディーゼルモデルについて投稿したいと思う。

先日、マツダのキャンペーンで1日借り切ることができたのだが、その様子をレポートする。

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試乗車

まずは、今回の試乗車について確認しておきたいが、試乗モデルはXD touring”で、3つあるディーゼルモデルの中では真ん中に当たるグレードだ。

最上位グレードの”XD touring L package”のように、ホワイトカラーのシートは採用されていないものの、それ以外は同じ装備が搭載される。

16インチホイールアクティブドライビングディスプレイが搭載されるが、ベースグレードである”XD”と比較すれば、かなり贅沢な仕様になっていると思う。

駆動方式は2WD(FF)、トランスミッションはATである。

グレード XD XD touring XD touring L package
価格(2WD/AT) 1,782,000円 1,965,600円 2,019,600円

走行性能

エンジン

SKY-ACTIVE D 1.5L エンジン

搭載されるエンジンは、SKYACTIVE-D 1.5

新開発の1.5リッターディーゼルターボエンジンだが、大変な注目を受けており、その評価は極めて高い。

スペックは以下の通り。

エンジンタイプ 総排気量 最高出力 最大トルク
SKYACTIV-D 1.5 1.498L 77kW [105PS/4,000r.p.m] 250N・m [25.5kgf・m/1,500~2,500r.p.m]

何と言ってもその”圧倒的なトルク”が印象的だが、最大トルク250N・m [25.5kgf・m]と言う数値は、これまでのコンパクトカーでは考えられなかった衝撃的なものである。

ガソリンエンジンに換算すると2.5リッターエンジンに匹敵する数値で、とても強力だ。

コンパクトカーのボディにこれほどのエンジンを搭載すると言う考え方自体が素晴らしいのだが、実際の走りがその期待を裏切らないところが凄いのだ。

加速

結論から言えば、素晴らしい加速力を誇る車だと思う。

アクセルペダルを軽く踏むだけで十分すぎるトルクが発生するのだが、少々強めに踏み込めば、背中が強くシートに押し付けられるような凄まじい加速をする。

この圧倒的なトルクのおかげで、高速道路で追い越し加速をする場合も全くストレスを感じることがなく、運転がとても楽なのだ。

また、この車の加速力を体感する最も確実な方法は、急な登り坂を走行してみることである。

普通のコンパクトカーであれば、エンジンが唸りを上げるもののなかなか登らないような急勾配も、力強く進んで行く。

しかも、アクセルを軽く踏んだまま、高速ギアのまま、さらに速度が上昇する勢いで駆け上がるのだから驚くばかりだ。

安定感

ボディ剛性が高く、車体の安定感が素晴らしい。

これは、Sky-Active-Technologyの導入により、ボディ剛性や足回りのしなやかさが圧倒的に高められた結果であると思う。

搭載されるディーゼルエンジンの重量がガソリンエンジンよりも約100kg重い影響もあるものと思うが、ガソリンモデルよりも明らかに安定感が高く、どっしりとしている。

この重厚感は、これまでのコンパクトカーでは絶対に味わうことができなかったものであり、高級セダンでゆったりと巡航しているような感覚を覚えるほどだ。

高速道路走行中はその安定感がますます際立ち、長距離移動も全く苦にならないことも非常に高く評価できるポイントである。

静粛性

デミオ・室内

これまでのディーゼル車は、そのエンジンノイズが静粛性に大きな悪影響を及ぼしてきた。

このデミオ・ディーゼルの静粛性についてもこの点抜きには語れないが、従来のディーゼルエンジンと比べれば雲泥の差と言えるだろう。

かなり静かに抑えられている。

走り出しはややディーゼルっぽい音はするものの、重厚感のある音で、むしろ力強さを演出してくれる好材料ととることが可能。

動画で実際にそのサウンドを聴いてほしいが、本当に良いサウンドだと思う。

また、加速してからはロードノイズによってエンジン音が打ち消されるので全く気にならないし、アイドリングストップが搭載されているので、停車中もとても静かだ。

唯一気になるとしたら、アイドリングストップからのエンジン再始動時の騒音くらいか。

若干、ディーゼル特有の”ガラガラ音”が耳に入り、ガソリンモデルと比較してしまうと確かに気になってしまうことは事実である。

それでも従来のディーゼルエンジンと比べればずっと小さい音であり、”車に詳しくない人ならガソリン車と勘違いしてもおかしくないレベル”だと思う。

一方、ロードノイズと風切り音対策には課題が残るように感じられた。

ガソリンモデルもそうなのだが、時速90km/hを越えたあたりから風切り音が大きくなり、ロードノイズも増大する傾向にある。

さらに、ガソリンモデルに装着される15インチタイヤよりも、このディーゼルモデルの上位グレードの16インチタイヤのノイズが大きくなる傾向がある点も指摘しておきたい。

燃費

デミオ・燃費

燃費については文句のつけようがない。

メーカー公表値が26.4km/Lと優秀なことはもちろん、実燃費がそれを優に上回ることも珍しくないのだから驚くべきことである。

走行状況 街乗り 渋滞 遠出 高速道路
昼間 夜間 走行時速80km/h 走行時速100km/h
実燃費(km/L) 17~18 20~22 13~14 25~30 25~26 24~25

遠出の際の燃費のよさが際立つが、今回約120kmほど走行した結果は29km/Lで、終始エアコンをオンにしての走行であった。

さらに、高速道路での燃費も抜群で、ガソリンモデルを大きく上回っている。

その上、軽油は燃料代そのものが安いわけで、実際の燃費のよさではハイブリッド車にも引けを取らないのではないかと思う。

デザイン・実用性

デミオ・ディーゼルモデル

デミオ・内装

デミオ・後席

外観、内装、収納スペースなどのユーティリティに関しては、ガソリン車と同じなので、ガソリン車についての投稿を参照して欲しい。

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ただ、ディーゼル車の上級グレードである”XD touring”からはホイールサイズが16インチとなり、そのデザインもガソリン車とは異なる。

また、フォグランプが標準装備されるが、下位グレードやガソリンモデルにはフォグランプが標準装備されないので、この点は大きな違いかもしれない。

価格

このデミオ・ディーゼルモデルの価格は、最も安い”XD”でも1,782,000円(税込)で、乗り出しの時点では、200万円を超えてしまう。

価格だけを見れば、”安い”、”お手頃”とは言い難い。

100万円をわずかに超える程度の価格で購入することができた”以前のデミオ”のイメージを強く持っている方にとっては、驚きの価格とすら言えるだろう。

最上位グレードの”XD touring L package”にもなれば、価格が2,019,600円(税込)で、乗り出し価格が250万円に近づいてしまうのだから結構な額である。

ここまでくると、ハイブリッド車の”アクア”や”フィットハイブリッド”と同じくらいの価格になるが、このデミオ・ディーゼルの出来のよさからすれば当然だと思う。

車としての完成度では同価格のアクアやフィットをはるかに上回るわけで、むしろそれら両者に比べ、コストパフォーマンスが高いと言うことすら可能。

金銭の問題なので軽々には言えないが、”素晴らしい車を購入するための当然の出費”と肯定的に考えたいところだ。

車種 型番 駆動方式 変速機 価格(税込)

デミオ・ディーゼル

XD 2WD AT 1,782,000円
MT 1,782,000円
4WD AT 1,976,400円
XD touring 2WD AT 1,965,600円
MT 1,965,600円
4WD AT 2,160,000円
XD touring L package 2WD AT 2,019,600円
MT 2,019,600円
4WD AT 2,214,000円

なお、ガソリンモデルとのコストパフォーマンスを比較したページもあるので、参考にして欲しい。

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終わりに

今回、デミオ・ディーゼルモデルに長時間試乗し、改めてその走りの素晴らしさを体感することができた。

マツダが言う通り、これまでのコンパクトカーの概念を完全に打ち破る衝撃的な車に仕上がっているので、皆さんにも是非試乗していただきたいと思う。

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