マツダCX-3に試乗! 燃費も加速も言うことなしの完成度!

CX-3

マツダが誇る新世代SUV、CX-3に試乗する機会があった。

本日はその内容を投稿したいが、走行性能や燃費などできるだけ詳細にレポートするので、最後まで読んでいただければと思う。

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試乗車

はじめに、今回試乗した試乗車について確認しておきたいが、試乗車はXD touringであり、3つあるグレード中では真ん中に位置するモデルである。

変速機はAT、駆動方式は4WD。

グレード 駆動方式 変速機
XD 2WD MT
AT
4WD MT
AT
XD touring 2WD MT
AT
4WD MT
AT
XD touring L package 2WD MT
AT
4WD MT
AT

走行性能

エンジン

搭載されるエンジンは、SKYACTIVE-D 1.5だが、デミオ・ディーゼルモデルにも搭載され、その圧倒的なトルクが話題になったことは記憶に新しい。

スペックは以下の通り。

エンジンタイプ 総排気量 最高出力 最大トルク
SKYACTICE-D 1.5 1.498L 77kW [105PS/4,000r.p.m] 270N・m [27.5kgf・m/1,600〜2,500r.p.m]

その強力なトルクにはやはり目を見張るものがあるが、デミオ・ディーゼルよりもさらに数値が上がっていることにも注目すべきだと思う。

加速

やはり、非常に力強い加速をする。

エンジンスペックからもその圧倒的なトルクの太さを知ることができると思うが、実際に車を加速させてみると、改めてそれを実感することが可能だ。

アクセルペダルを少し踏み込むだけで何一つ不満なく走り出すことができるし、ペダルを強く踏み込めば背中がシートに押し付けられるほどである。

ただし、エンジンが同じでも車重が重いこともあってか、軽快感についてはデミオ・ディーゼルに劣るように思えた。

もちろん、パワー不足を感じることなど全くないし、個人的には重厚感が増すことによるメリットの方が大きいと思うのだが、やはりデミオとはかなり印象が異なる。

”速い”というよりも”力強い”と表現するのが正しいかもしれない。

急な登り坂を走行する場合にはこの圧倒的なトルクの恩恵を最大限に受けることができるのだが、急勾配にも関わらずさらに加速が増していくのだから驚くばかりだ。

安定性

ボディの安定感が非常に高いと言う印象を受けた。

これについては、やはり、デミオ・ディーゼルモデルよりもさらに重量が増している点がプラスに作用しているものと思われる。

コーナーでの安定性、直進安定性ともに申し分なく、コンパクトカーの部類に入る車でこの安定性を実現していることには驚かされるばかりだ。

静粛性

静粛性についても十分に合格点を出すことができるレベルだと思う。

ナチュラルサウンドスムーザーと呼ばれるディーゼルエンジン特有のノッキング音を軽減する装置が搭載されていることもあるのか、エンジンノイズが大きく気になることはなかった。

加速時には”ガラガラ”した感じの音が多少は聞こえるものの、十分に許容範囲である。

ロードノイズや風切り音対策はデミオよりも入念に行われているようで、使用される吸音材の量もより多いらしい。

その恩恵を受けてか、走行中の室内はとても静かだ

燃費

メーカーが公表している燃費性能は、23km/Lと大変優秀な数値である。

車重が重い分デミオ・ディーゼルモデルには及ばないものの、とても魅力的な数値と言えるだろう。

試乗車に乗り込んだ時点で表示されていた平均燃費は15.2km/Lだが、燃費が伸びない試乗コースを走行していることを考えれば立派な数字だと思う。

燃費計をリセットさせてもらい試乗後のデータを確認したところ、その数値は”18.1km/L”を記録した。

十分に満足が出来る数値であると思うし、エコ運転を心がけ、さらには長距離移動となれば20km/L超えはもちろん、23~24km/Lほどの数値が出るのではないかと思う。

実用性

後席の広さ

CX-3 後席

基本的にはデミオと同じくらいの広さと考えてよいと思う。

室内がものすごく広いという感じはなく、ユーティリティーを期待される方にとっては若干不満を感じるかもしれない。

特に後席の膝前スペースは狭く、デミオと同等、もしくはより狭いのではないかという印象を受けた。

シートの弾力性がよく、座り心地に問題が生じることはないと思われるが、この点についてはもう少し改善の余地があるようにも思える。

ラゲッジ

CX-3 ラゲッジ

ラゲッジの容量は”350L”。

アテンザのようにものすごく広いというわけではないが、必要にして十分な広さと言えるのではないかと思う。

実際にリアゲートを開けてみると、数字以上に広いと感じた。

後席シートを前に倒すことでさらに広大なスペースが生まれるが、より大きな荷物を積み込みたい場合にも安心である。

また、その場合に、荷台がフラットになることも好印象だ。

デミオの場合は、後席を倒しても荷台がフラットにならずに段差が残ってしまうのだけに、より嬉しく感じられるところかもしれない。

デザイン

外観

CX-3

CX-3 外観

とてもかっこいいと思う。

SUVでありながらも、セダンのようなロングノーズがとても印象的で、全体としてもすっきりとしたデザインにまとまっている印象を受ける。

他社のSUVと比較しても、そのデザイン性が抜きん出ているこに間違いはないだろう。

内装

CX-3 内装

CX-3 内装

CX-3 内装

基本的にはデミオと同じだが、所々に赤色が取り入れられるなどデミオとの差別化を図っているものと考えられる。

最上位グレードではホワイトのレザーシートも選択可能だが、非常に洗練された印象が強い。

デミオ同様に、内装の質感についてもライバル車を大きくリードしていると言って間違いないと思う。

価格

グレード 駆動方式 変速機 価格(税込)
XD 2WD MT 2,376,000円
AT
4WD MT 2,592,000円
AT
XD touring 2WD MT 2,592,000円
AT
4WD MT 2,818,800円
AT
XD touring L Package 2WD MT 2,808,000円
AT
4WD MT 3,024,000円
AT

正直に言えば、”安い”とか”手頃”という印象は薄いように思える

ベースグレードの”XD”でも乗り出し価格では250万円を軽く超えるだろうし、最上位グレードの”XD touring L Package”になれば、330~340万円に達してしまう。

製造にコストがかかるディーゼルエンジンを搭載しているとは言え、強気な価格設定だ。

結果、性能がほとんど変わらないデミオ・ディーゼルと比べてかなり割高に感じてしまうことは残念でならない。

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その価格に見合う素晴らしい品質の車に仕上がっていることは事実であるが、消費者の選択肢を広げる意味でも、より安く販売可能なガソリンエンジン搭載モデルがあってもよいと思う。

これについては、今後の動きに注目したいところである。

終わりに

コンパクトSUVと言うこれまでにないコンセプトのもとで登場したCX-3だが、期待を裏切らない素晴らしいクオリティの車に仕上がっている。

少しでも気になるという方には、是非とも実際に試乗して欲しいと思う。

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