マツダCX-5に試乗! その加速力・乗り心地・実燃費が凄い!?

CX-5

先日のマツダの試乗会で、CX-5にも試乗することができた。

非常に高い評価を受けており、マツダの新世代ディーゼルエンジンを世に知らしめるきっかけになった車だが、その試乗の様子を投稿したいと思う。

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試乗車

今回試乗したモデルは、XD L package

CX-5にはガソリンエンジン搭載モデルとディーゼルエンジン搭載モデルが用意されているのだが、後者の中でも最上位に位置するグレードである。

変速機はAT、駆動方式は2WDだが、このCX-5にマニュアルモデルは存在しない

エンジンタイプ グレード 駆動方式 試乗車
ガソリン SKYACTIVE-G 2.0 20S 2WD  
20S PROACTIVE 2WD  
SKYACTIVE-G 2.5 25S 4WD  
25S PROACTIVE 4WD  
25S L Package 2WD  
4WD  
ディーゼル SKYACTIVE-D 2.2 XD 2WD  
4WD  
XD PROACTIVE 2WD  
4WD  
XD L Package 2WD
4WD  

走行性能

エンジン

搭載されるエンジンは新開発のディーゼルエンジン、SKYACTIVE-D 2.2であるが、今のマツダの快進撃がこのエンジンで始まったと言っても過言ではない。

スペックは以下の通り。

エンジンタイプ 総排気量 最高出力 最大トルク
SKYACTIVE-D 2.2 2,188cc 129kW [175PS/4,500r.p.m] 420N・m [42.8kgf・m/2,000r.p.m]

何と言っても、その最大トルクの大きさは目を見張るものがある

420N・mと言う数字は、ガソリンエンジンで言えば、4Lを超える大排気量エンジンでもなければ実現することができないほどの衝撃的なものだ。

現在では”ディーゼルエンジンといえばマツダ”というイメージを持つ人も多いが、まさにその基盤をつくったとも言えるエンジンだけに、その実力は非常に高い。

加速

その圧倒的なトルクの恩恵を受け、非常に力強く走り出す。

アクセルペダルをほんの僅かに踏み込んだだけで必要にして十分な加速力を得ることができるので、全くストレスを感じることがない。

ペダルを強く踏み込めば、背中が背もたれに強く押し付けられるほどの衝撃的な加速をする。

高速道路での合流や追い越しの場面では非常に心強いが、逆を言えば、一般道ではその性能を持て余すかもしれない

急な勾配も全く問題にせず、エンジンを回すことなくグイグイと坂を駆け上がる。

この力強さは本当に魅力的で、一度これを味わってしまうと、ガソリンエンジンに戻ることは難しいのではないかと思う。

安定感

車体の安定性についても申し分のない出来だと思う。

車重が1,600kgに迫ることもあり、デミオ・ディーゼルやCX-3よりもさらに安定感が増しているような印象を受けた。

それらの車よりも重心が高くなることによるデメリットも感じられない。

この抜群の安定感は高速道路を巡行する場合の最大の武器でもあるが、トルクの大きさも相まって、長距離移動する場合の疲労の軽減にも大きく貢献するものと思われる。

静粛性

CX-5 内装

静粛性も十分に合格点を出すことができると思う。

ディーゼルエンジン特有のノイズが気になることもほとんどなく、上質な運転をすることができた。

特に驚いたのだが、同じエンジンを搭載しているにも関わらず、アクセラXDよりも明らかにエンジンノイズが少ないのだ。

遮音材や吸音材を効果的に使用しているものと思われるが、その差は歴然で、フラグシップモデルであるアテンザXDよりも静かな印象を受けた

この静粛性の高さが加速をより上質なものにしているのだが、それらよりも1ランク上の車に乗っているような感覚を覚えたほどである。

ロードノイズや風切り音が気になることもなく、室内はとても静かだ。

燃費

今回試乗したディーゼルモデルのメーカー公表燃費は、18.4km/L

ボディサイズを考えればとても優秀な数字だと思うが、カタログ燃費と実燃費の差が小さいことも、このエンジンの強みである。

今回の試乗での燃費は13.1km/Lを記録したが、燃費が全く伸びない試乗コースを走行したことを考えれば十分に納得することができるものだと思う。

ディーラーの情報や実際に所有されている方の話によれば、街乗りで約14km/L、郊外へ遠出すれば17~18km/L、高速道路では22km/L以上の数字が出るようだ。

カタログ燃費と同じまたはそれ以上の数字を叩き出すことも、マツダの新世代エンジンの魅力であると言えるだろう。

また、2WD車と4WD車でその数値がほとんど変わらないことも高く評価することができる。

エンジンタイプ グレード 駆動方式 燃費(km/L)
ガソリン SKYACTIVE-G 2.0 20S 2WD 16.4 
20S PROACTIVE 2WD 16.4 
SKYACTIVE-G 2.5 25S 4WD 14.6 
25S PROACTIVE 4WD 14.6 
25S L Package 2WD 15.2 
4WD 14.6 
ディーゼル SKYACTIVE-D 2.2 XD 2WD 18.4
4WD 18.0
XD PROACTIVE 2WD 18.4
4WD 18.0
XD L Package 2WD 18.4
4WD 18.0

実用性

後席の広さ

車体の大きさからすると意外に思えるのだが、後席足元スペースについてはそれほど広いとは言えない。

身長165cmの私が座って膝前に拳が2つ入るくらいだが、前席シートを前にスライドさせることでもう少し広い空間を確保することが可能だと思う。

しかしながら、シートの弾力性がとてもよいことと、適度な高さがあり非常に乗り込みやすいことは好印象だ。

ラゲッジ

CX-5 ラゲッジ

とても広いスペースが確保されている。

たくさんの荷物を積み込むことができるので、家族連れで旅行へ行く場合などにも非常に心強いと思う。

後席を前に倒すことでさらに広大な空間が生まれるが、大きな荷物を積み込む場合も全く問題ないはずだ。

デザイン

外観

SUVとは思えない美しさと力強さを合わせ持つ素晴らしい外観デザインだと思う。

この手のモデルはライバル車も多く存在するが、デザインの良さではそれらを大きくリードしていると言って間違いないはずだ。

内装

CX-5 内装

CX-5 内装

CX-5 内装

CX-5 内装

内装の質感も高い。

試乗したのが最上級グレードということもあるかもしれないが、レザーシートの高級感や、インパネ周りの洗練されたデザインが好印象だった。

価格

エンジンタイプ グレード 駆動方式 価格(税込)
ガソリン SKYACTIVE-G 2.0 20S 2WD 2,446,200円
20S PROACTIVE 2WD 2,548,800円
SKYACTIVE-G 2.5 25S 4WD 2,673,000円
25S PROACTIVE 4WD 2,775,600円
25S L Package 2WD 2,872,800円
4WD 3,099,600円
ディーゼル SKYACTIVE-D 2.2 XD 2WD 2,835,000円
4WD 3,061,800円
XD PROACTIVE 2WD 2,937,600円
4WD 3,164,400円
XD L Package 2WD 3,261,600円
4WD 3,488,400円

率直な印象としては、強気な価格設定という印象を受ける。

最も安いガソリンモデルの”20S”でも乗り出し価格が270~280万円に達するが、最上位グレードである”XD L Package”になると、380万前後の値段になってしまう。

ここまで来ると、すでに”大衆車”と呼べるものではなく、”高級車”の仲間入りをすると言ってもよいくらいだ。

もちろん、この車を購入する方は”ファーストカー”として利用されるのだと思うが、決断にはなかなか勇気がいるかもしれない。

とはいえ、その価格に見合う品質の車であることは間違いないことなので、”よい車を買う”と割り切れば問題ないようにも思える。

また、ベース〜最上位グレード間の価格差が約100万円で、その間にも多くのグレードが設けられていることによりユーザーの選択肢が増えることは嬉しい限りだ。

終わりに

実際にCX-5に試乗してみて、この車が高く評価される理由がわかった気がする。

走り、燃費のよさ、実用性と全てにおいて高い能力を持ち合わせている素晴らしい車であると言えるだろう。

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