新型プリウスを試乗評価! 実燃費・乗り心地の向上が凄いぞ!!

プリウス

2015年12月9日についに発売となった4代目プリウスに試乗してきたのだが、早速その印象を投稿したい。

多くの期待を背負い、満を持して登場した新型の実力は果たして・・・。

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試乗車

試乗したのは、”A ツーリングセレクション”で、上から2番目のグレードだ。

今回の新型プリウスには、待望の4WD車がラインナップされたが、私が試乗したのはFFモデルである。

各グレード共に、ツーリングセレクションになると、装着タイヤが17インチになり、よりスポーティーな印象が強まる印象が強い。

モデル名 駆動方式 燃費
A プレミアム ”ツーリング セレクション” 2WD 37.2km/L
E-four(4WD) 34.0km/L
A プレミアム 2WD 37.2km/L
E-four(4WD) 34.0km/L
A ”ツーリング セレクション” 2WD 37.2km/L
E-four(4WD) 34.0km/L
A 2WD 37.2km/L
E-four(4WD) 34.0km/L
S ”ツーリングセレクション” 2WD 37.2km/L
E-four(4WD) 34.0km/L
S 2WD 37.2km/L
E-four(4WD) 34.0km/L
E 2WD 40.8km/L

燃費

一番初めに”燃費”について書きたくなるほど、今回の新型プリウスの燃費のよさは大きな話題になっている。

メーカー公表値が37.2km/L、Eグレードに限っては40.8km/Lという信じ難い数字で、コンパクトカーのアクアをも上回る数値だ。

私が運転席に座った時にディスプレイに表示されていた数字は、22.6km/L

全く燃費が伸びない試乗コースを、車の特性を全く掴んでいないドライバーが運転してこれだけの数字を記録するのだから驚くばかりだ。

しかも、真冬で、暖房が全開だったことにも注目しなければならない。

私の所有するSAIの燃費はメーカー公表値で22.4km/Lだが、車の特性を正確に把握し、走行距離が伸びれば、それを超えることも可能。

こうして考えると、普通に乗って25km/L以上、道路状況が良ければ30km/L前後、遠出となれば40km/Lに迫る数字が出るのではないかと思う。

走行性能

今回の新型プリウスは、”ボディ剛性”、”静粛性”、”足回り”など、走りに関する全ての点が大きく向上している。

その結果として、乗り心地が飛躍的によくなっているのだ。

安定感

ボディ剛性がものすごく高くなっている。

走行時の安定感が抜群によく、前期型と比べ重心が下がっていることもあり、路面にスーッと張り付くような印象を受けた。

コーナーを曲がった時にも重心がブレることもなく、ステアリングを切った時の安心感も非常に高いが、高速道路走行時にはその効果をより強く実感するだろう。

その重心の低さも相まって、エコカーというよりはスポーツカーにでも乗っているような不思議な感覚さえ覚えたくらいである。

足回り

プリウス・足回り

もう1つ驚いたのは、足回りの不満が大きく改善されていることだ。

先代プリウスは足回の課題が指摘されることが多く、乗り心地が悪いと感じられる場面も少なくなかったのだが、今回の新型ではそのようなことは全くない。

これについては、リアのサスペンションに”ダブルウイッシュボーン”を採用したことが、かなりプラスに作用しているようだ。

味付けとしては”硬い”と言われる部類に入るだろうが、欧州車にありがちなガチガチに固められているというのではなく、足回りが”しなやかに動く”と言う印象が強い。

ボディ剛性の高さも相まって、足回りとボディが一体となり、路面からの衝撃を見事に抑え込んでいると言えるだろう。

静粛性

プリウス・室内

これもまた驚いたのだが、先代に比べ、圧倒的に静粛性が増している

エンジンやハイブリットシステムそのものは先代と同じものが使用されていることを考えれば、遮音材、吸音材の使い方がより効率の良いものになったとのだろう。

モーター走行時はもちろん静かなのだが、エンジンがかかっても相当静かで、慣れるまでは、いつエンジンが始動したのかもわからないレベルだ。

ただし、ある程度アクセルを踏み込みエンジンがそれなりに仕事をする場面では、若干のエンジンノイズが聞こえて来る。

もちろん、それでも十分に許容範囲内であることは言うまでもないのだが。

前方視界

プリウス・運転席

もう1つ、乗り心地のよさにつながっていると思われるのが、前方視界のよさだ。

先代プリウスやSAIの場合、ダッシュボードがせり上がっていることにより運転者が圧迫感を感じることがあったが、新型プリウスではこれも改善されている。

ダッシュボードもフラットだし、ワイパーすら視界に入らないような位置に取り付けられていることも非常に好印象だ。

重心が下がり、シート位置も低くなっているにも関わらず、さらに前方視界がよくなっていることには驚かされるばかりである。

動力性能

細かな改善はあるようだが、パワートレーンに関しては3代目と基本を同じくする。

新しいハイブリットシステムが導入されているわけではないので、絶対的なパワーは先代と変わらないと思ってよいだろう。

今回の試乗でも特に目新しい印象はなかったが、その動力性能に全く不満はなく、スムーズに加速していく。

これについては、車重が約1,400kgと私が所有するSAIよりも200kgほど軽いことも、軽やかさを感じる原因なのかもしれない。

また、発進時にモーターのみで走行する時間がSAIよりも長いので、より電気自動車に近い走りを体感することができる。

驚かれるかもしれないが、今回の新型プリウスは、時速100km/hでもEV走行が可能らしい。

デザイン

外観(エクステリア)

プリウス

プリウス

プリウス

外観のデザインは賛否両論あるようで、好みが分かれるところだろう。

もちろん、デザインの好き嫌いと言うのはどの車にもある話ではあるが、かなり個性的な外観であることは間違いない。

3代目は割と落ち着いた感じで年配の方も問題なく乗れたが、新型は若干若者向きなデザインになった気もする。

内装(インテリア)

プリウス・内装

プリウス・内装

プリウス・内装

内装の質感も、先代と比べ、確実によくなっている。

先代モデルの内装はあまりにもシンプル過ぎた為に安っぽい印象があったが、新型ではそのようなことは全くない。

ファブリックシートの質感も明らかによくなっているし、レザーシートともなるとそれなりの高級感すら感じる。

シートの色はホワイトカラーも選択できるが、明るく先進的な印象を与えてくれたいへん好印象だ。

運転席のメーター周りも、シンプルでありながらモダンな印象を与えてくれる

シートの座り心地

プリウス・シート

シートの座り心地のよさも、乗り心地の向上につながっている

各グレードともに、ツーリングパッケージを選択するとレザーシートになる(最上級のプレミアムになると通常でもレザーシートになる)。

このレザーシートの弾力性がなんとも素晴らしい。

坐骨に集中する圧力を分散する仕組みになっているようで、長距離移動時にありがちな”お尻が痛くなる”と言ったことも起きにくいと思われる。

これについては、是非ともディーラーへ足を運ばれ、実車を見て欲しいと思う。

実用性

後席の広さ

後席のスペースも十分広く、膝前には、身長165センチの私が座り拳3つが余裕で入った。

重心が下がったとはいえ、頭上のスペースは十分広く居住性も高いので、後席の乗客も快適に過ごすことができるだろう。

足元も広く、私の体格であれば余裕を持って足を組むことすら可能だ。

ラゲッジ

ラゲッジの広さは、502Lと十分すぎる広さが確保されている。

そのままでもゴルフバッグ4つは余裕で収納できるが、後席を倒せばさらに大容量の荷物を積むことが可能で、ユーティリティーも抜群だ。

価格

各グレードごとの価格は、以下の表にある通り。

最も安い”E”の価格が2,429,018円(税込)、最も高い”A プレミアム ツーリングセレクション”については3,199,745円(税込)である。

さすがは、日本で最も売れている車だけあって、価格帯に幅があることは消費者にとっては嬉しい限りだ。

ただし、乗り出し価格となると、最も安い”E”でも約280万、最上位の”A プレミアム ツーリングセレクション”では350万円近くになる。

決して”手頃な車”とは言えないが、これは、もはやプリウスが単なるエコカーやファミリーカーではなくなったことを意味しているのかもしれない。

今回の新型は、それほどまでに完成度が高い車に仕上がっているのだ。

モデル名 駆動方式 価格(税込)
A プレミアム ”ツーリングセレクション”  2WD 3,199,745円
E-four(4WD) 3,394,145円
A プレミアム  2WD 3,107,455円
E-four(4WD) 3,301,855円
A ”ツーリングセレクション” 2WD 2,926,800円
E-four(4WD) 3,121,200円
A 2WD 2,777,563円
E-four(4WD) 2,971,963円
S ”ツーリングセレクション” 2WD 2,628,327円
E-four(4WD) 2,822,727円
S 2WD 2,479,091円
E-four(4WD) 2,673,491円
E 2WD 2,429,018円

終わりに

すべての面が飛躍的に向上している今回の新型プリウス。

この記事を読んでいただいている皆さんにも、是非とも一度ディーラへ足を運ばれ、試乗していただきたいと思う。

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