車の膝当て(ニーパッド)って何だ!? その役割と必要性は?

デミオの膝当て(ニーパッド)

先日、マツダのスタッフと話をして初めて知ったのだが、“ニーパッド”なるものが装備されている車があるらしい。

私のデミオにも付いているらしいのだが、どのように使用したらよいのだろうか。

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膝当て

上の画像の白い部分が膝当て(ニーパッド)にあたる部分だ。

センターコンソールの側面に貼り付けられているのだが、私のデミオ13s L Packageの場合は、素材がソフトパッドになっている。

使い方

ニーパッドをどのように使うのかと言うと、右カーブがかかった道路を走行する時や右折する際に、左足をここに当てて踏ん張ることで体を支えるらしい。

助手席の乗員は、ニーパッドが右膝側に付いているので、左カーブ又は左折時がニーパッドの出番になる。

確かに、それらの場面では体が左に振られることもしばしばあるだけに、妙に納得できてしまうのは私だけだろうか。

実際にコーナーで試してみたが、何もしない場合と比較して、体の安定感は高まるような印象を受けた。

デミオの場合はニーパッドが柔らかい素材でできているので、左膝が痛いなんてことも全くないところが嬉しいところだ。

必要性

確かに、便利といえば便利な装備だが、絶対になければならない機能なのかと言われれば疑問が残る気もする。

現に、私自身がつい最近までその存在すら知らずにいたことを考えても、絶対に必要なものであるとも思えない

“あるに越したことはないがなければないで構わない”と言ったところではないだろうか。

もちろん、想像を絶するような速度でコーナーへ突入するレーシングカーであれば話は別だと思うが・・・。

こうして考えると、デミオへの搭載は、何よりも走りを追求するマツダらしさと考えることもできると思う。

搭載状況

このニーパッドの搭載状況が気になるところだが、どの車にも付いているのだろうか。

自動車のカタログや各社ホームページではなかなか確認しにくいので、我が家にある4台の車をチェックしてみたが、その結果は以下の通り。

デミオSAIムーヴカスタム軽トラ
ありなしなしなし

これを見る限りでは、一般的な乗用車には付いていないのが普通であると考えるべきではないだろうか。

しかし、メーカー側が膝当てと呼んでいるのかどうかは定かではないが、センターコンソールの側面にソフトパッドが貼られている車は結構存在している

レクサスのような高級車ほどそのような仕様になっていることが多いようだが、やはり大衆車には付いていないと言うことなのだろうか・・・。

マツダ車

では、マツダ車は全の車種にこの膝当てが付いているのかが気になるところだが、そうでもないようだ。

マツダのウェブサイトで確認する限りでは、各車種上位グレードのみに装着されているように見受けられる。

デミオの場合は、ディーゼルモデル、ガソリンモデルともに、上位2グレードへの搭載が確認された。

モデル名膝当て モデル名膝当て

ガソリン

13cなし ディーゼル  
13sなしXDなし
13s touringありXD touringあり
13s touring L packageありXD touring L packageあり

画面上ではインテリア画像が見難く、100%間違いないとは言えないが、気になる方はマツダのホームページで確認して欲しい。

終わりに

車にまで膝当てがあるとは、意外だったが、皆さんの車には付いているだろうか。

また、個人的には、なければないでも構わない機能のようにも思えるが、皆さんはいかが思われるだろうか。

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