怖いから? 教習所がMT車での高速教習を行わない理由とは!?

高速道路

先日耳にしたのだが、最近の自動車学校では、AT限定免許の取得を目指しているわけでもないのにAT車で高速教習を行うところが多いらしい。

MT車を運転することを目的としているのに、なぜなのだろうか…。

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AT車の使用

高速教習とは、その名の通り高速道路で行われる教習を言うが、複数の生徒が1台の教習車に乗り込んで交代しながら運転するのが一般的である。

実際に高速道路を走行できればベストであるものの、残念ながら教習所の近くに高速道路がない場合は高速道路シュミレーターというマシンが使われることもあるようだ。

この高速教習だが、最近では教習にAT車を使用する教習所が増えているようで、AT限定免許の取得を目指す生徒のみならず、普段はMT車で教習を受けている生徒までAT車を運転すると言うのだから何とも不思議なことである。

理由

AT車での高速教習には、交通事故のリスク削減生徒の恐怖心の軽減経費削減などの目的があると言われている。

交通事故のリスク削減

MT車を運転する場合は当然ながらドライバー自らギア操作を行う必要があるが、運転初心者にとっては決して簡単なことではない。

走行速度や車の特性を把握した上で適切なギアを選択しなければならないし、クラッチ操作に難がある場合には余計に苦労することになる。

特に、高速道路本線への合流時にギアチェンジでもたつくことは大変危険で、場合によっては事故を起こす恐れも否定できないのだ。

そこでそのリスクを減らすためにAT車が使用されるとのことであるが、言われてみればAT車にはギアチェンジの必要がなく、アクセルペダルを深く踏み込むことで容易にキックダウンさせることが可能

これにより本線への合流もスムーズに行うことができるだけに、高速教習にAT車を用いることは確かに合理的に思える。

恐怖心対策

怖い

こちらも交通事故対策の1つと言えるが、AT車を使用することには生徒の恐怖心を減らす目的もあるらしい。

特に女性の場合、クラッチ操作やギアチェンジが上手くできずに自身の運転技術に不安を感じているケースも少なくなく、高速教習ともなればその不安が恐怖に変わることも…。

過度の不安と緊張が引き金となり、重大な交通事故を引き起こしてしまう可能性すら否定できないのだ。

その点、AT車であれば苦手なギアやクラッチ操作が不要であるから多少なりとも精神的負担が軽減されるはずで、個人的にはこちらもなかなか合理的な判断であるように思える。

経費削減

これが最大の理由かもしれないが、AT車で高速教習を行うことで人件費の削減を図ることができると言われている。

と言うのも、1台の教習車に複数の生徒が乗り込むシステム上、同伴する指導員は1人で済むため、人件費を少しでも削減したい教習所にとって高速教習は都合の良い存在なのだ。

ところが、AT車とMT車で別々に高速教習を行えば教習車を2台使用する必要があり、言うまでもなく人件費も2倍に…。

よって、可能であれば一度に多くの生徒にまとめて高速教習を受けさせたいと言うのが教習所の本音なのだろうが、彼らも民間企業であるから妙に納得できてしまう。

MT車

もちろん、MT車での高速教習を行っている教習所もある。

私が通った自動車学校もそうであったし、人数に関しても複数の生徒の相乗りではなく、生徒1人と教官1人であった。

そのため、変速のタイミングや速度のコントロールなど通常の教習と変わらない丁寧な指導を受けることができたが、今振り返ると教習所の利益や効率を度外視した指導をしてもらったようで、非常に有難いことだと思う

以上のことからも、高速教習でMT車を使用し、普段通り1対1での指導をしてくれるかどうかが、教習所の良し悪しを判断する上での1つのポイントになるのかもしれない。

終わりに

今回は教習所の高速教習がAT車で行われる理由を考えてみたが、皆さんが通われた教習所はいかがだっただろうか。

個人的には、せっかくの機会なのだからMT車を使うのがよいと思うが、いずれにせよ何事もなく無事に教習が終了することを願うばかりである。

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コメント

  1. jackboy より:

    自分が教習所に通った時(もう25年以上前ですが・・・)では、丁度AT免許が導入され始めたときでした。それでもMT免許が大半を占める中、高速教習はATでした。なぜあの当時まだAT限定なんてほとんど誰も受講しないのに、高速教習でAT車使うのか不思議に思って聞いたところ、記事中にあるような安全性に加えて、今後AT車はさらに増えるだろうから、教習の最後にMT車だけでなく、AT車に少しでも慣れておいて欲しいという意味合いがると伺いました。本当かどうかわかりませんが、私はずっとMTで教習を受けていて最後にAT車だったのでその時のことはよく覚えています。