バターとマーガリンの違いとは! 健康にいいのはどっち!?

バター

スーパーマーケットへ行くと、必ずと言ってよいほどバターとマーガリンが一緒に陳列されているのを見かけるが、両者の違いが気になる。

私たちの健康にとっては、どちらがよいのだろうか。

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バター

バターは、牛乳から分離したクリームを凝固させたものだ。

日本で販売されているバターは、脂肪分以外の成分が取り除かれているので、そのほとんどが脂肪である

100gあたりの栄養価については、以下の通り。

エネルギー(kcal) 炭水化物(g) タンパク質(g) 脂肪(g)
717 0.06 0.85 81.1

マーガリン

マーガリン

対するマーガリンは、バターのように牛乳からつくられるのではなく、植物油脂がその原料である。

植物油脂に食塩やビタミンなどを加えて練り固めたものであるが、その植物油脂の含有率により、”マーガリン””ファットスプレッド”に分かれる。

油脂の含有率が80%を超えるものはマーガリン、それ以下のものはファッドスプレッドに分類されるが、わが国で流通している製品の多くは後者のようだ。

100gあたりの栄養価については以下の通り。

エネルギー(kcal) 炭水化物(g) タンパク質(g) 脂肪(g)
717 0.7 0.16 80.71

栄養価がほとんど変わらないため、”バターの代用品”として用いられることが多いが、そもそもそれを目的に開発されたのである。

ナポレオン3世が、軍用のバターの代用品を募集したのがきっかけらしい。

両者の違い

脂肪の種類

最大の違いは、脂肪の質の違いである。

バターは乳製品であるから動物性脂肪、マーガリンは植物油脂が原料であるから植物性脂肪を含むことになる。

動物性脂肪には”飽和脂肪酸”が、植物性油脂には”不飽和脂肪酸”が多く含まれるが、一般的には、不飽和脂肪酸の方が健康にとってよいとされていることは多くの人の知るところだ。

では、植物性油脂を多く含むマーガリンの方が健康によいのかといえばそうではない。

後述するが、マーガリンに含まれる不飽和脂肪酸の多くは、”トランス脂肪酸”と言う本来自然界には存在しないもので、人体への悪影響が指摘されているのだ

味も若干異なる。

バターが濃厚な風味を持つのに対し、マーガリンはよりあっさりとした風味であると言われている。

価格

マーガリンの方が、バターよりもかなり安価で販売されている。

それだけ低コストで製造が可能であるわけで、洋菓子やチョコレートの原材料として利用されることも多い。

より安価な菓子類ほど、マーガリンが用いられる傾向が強いようだ。

健康への影響

健康

最も気になることは健康への影響かもしれないが、結論から言えば、間違いなくバターの方が健康によいと言える。

なぜなら、マーガリンには、多くの”トランス脂肪酸”が含まれるからだ

このトランス脂肪酸はとにかく健康にとって悪いもので、諸外国では10年以上前からその危険性が問題視されており、使用を制限する国も少なくない。

悪玉コレステロールの増加心臓疾患のリスク増大糖尿病にかかるリスクの増大などを引き起こすとされているのだ。

トランス脂肪酸が人体に与える影響
  • 悪玉コレステロールの増大
  • 心臓疾患のリスクの増大
  • 糖尿病のリスクの増大

低コストで製造が可能なマーガリンだが、油脂に水素を加え硬化する過程で、トランス脂肪酸が発生してしまうことが問題だ。

不飽和脂肪酸を多く含む植物性油脂は飽和脂肪酸を多く含む動物性油脂よりも健康によいと考え、バターよりもマーガリンを好む人もいるようだが、間違いと言わざるを得ない。

確かに、飽和脂肪酸の摂りすぎがよくないが、自然界に存在しないものを人工的につくり出しているトランス脂肪酸よりははるかにマシである。

マーガリンを多く含む食品の摂りすぎには、十分に注意しなければならないのだ。

終わりに

バターに含まれる脂肪酸はもともと自然界に存在するものだし、少量の摂取であれば健康上も問題はない。

逆に、マーガリンの摂取は極力控えるようにしたいところだ。

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