車が水没した場合の対処法を解説! ドアが開かない時の脱出方法は!?

冠水路

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はじめに

現在、私たちは、豪雨による河川の氾濫や大地震に伴う津波など様々な種類の水害に見舞われるリスクを抱えて生活している。

自然の力はとてつもなく大きく、それが私たちを襲うタイミングを予期することは極めて困難だが、車を運転中にこれらの水害に遭遇する可能性も全く否定できない。

万が一の場合は、速やかに車内から脱出し、安全な場所へ避難することが求められるのだ。

水圧の影響

車が津波に呑まれたり深みにはまった場合、外部からの水圧により内側からドアを開けることが困難になる

東日本大震災の際も、車での避難を試みた多くの方がその途中で波に襲われ、脱出できなかったために命を落とされた。

この水圧の力を知ることができる貴重な資料としてJAFが行った実験があるが、動画を載せるのでその内容をご覧いただきたい。

実験は、車を水深30cm、60cm、90cm、120cmの水の中に突入させ、内部からドアを開けることができるかどうかを試すもの。

結果は、水深30cmでは問題なくドアを開けることができたものの、水深60cmではかなり難しく、時間を要した上で何とか開けることに成功。

90、120cmではドアを開けることができなかったが、車輪が水底に接し、水が車内に流入しきった状態では再びドアを開けることができた

これは、外部との圧力の差がなくなったためと思われる。

車が完全に水没しても呼吸ができる程度の深さであれば、そのタイミングを待ってドアを開けることが有効なようだ。

  セダン ワゴン(スライドドア)
水深 水深
30cm 60cm 90cm 120cm 30cm 60cm 90cm 120cm
後輪が浮いている × × × × ×
完全に水没

◯…難なく開けることができた △…なんとか開けることができた ×…開けることができなかった

窓からの脱出

先ほどご紹介した実験結果からも、車内への浸水を待ってからドアを開ける方法は有効だが、リスクも伴う。

水深を見誤り、車内に残された人の首よりも上の高さまで水が流入してしまえばそれこそ危険な状態で、溺れてしまう可能性を否定できないのだ。

そこで、水没を待たず、車の窓ガラスを割って外へ脱出する方法も有効とされている。

その場合、専用につくられた脱出用ハンマーが最も適しているが、値段等の詳細は以下を参照していただきたい。

なお、同じくJAFによる実験により、傘、ヘッドレスト、車のキーなどではガラスを割ることができないことが証明されている。

また、いくらハンマーを使っても強度が高いフロントガラスを割ることは困難なので、万が一の場合にはサイドガラスを割るようにしよう。

常備すべき道具

いざと言う時のため脱出用ハンマーを常備することが望ましいが、車内には複数の乗員がいる可能性もある以上、できれば複数個用意しておきたいところだ。

その代表的な製品が丸愛産業が製造するレスキューマンであるが、価格も1個2,500円ほどで入手できる。

4つ購入しても1万円であるから、いざという場合のことを考えれば決して高い買い物ではないと思う。

水に濡れることでシートベルトが正常に外れなくなる場合があるが、このレスキューマンにはシートベルトカッターも付いているので、安心だ。

終わりに

車が水没してしまった場合の対処法をご理解いただけただろうか。

まずはガラスを割って脱出できるように、レスキューマン等の脱出用ハンマーを常備しておきたいところだ。

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