先日、ユーチューブを見ていたら、車のドアロックに関する意外な機能が紹介されているのを発見した。
最近の自動車には、“チャイルドロック”機能なるものが搭載されているらしいのだ。
チャイルドロック
動画を見ていただければすぐにご理解いただけると思うが、“チャイルドロック”とは、小さな子供が誤ってドアを開けてしまうことを防止する仕組みである。
この機能を使えば、内側からドアを開けることができなくなるのだ。
小さな子供は好奇心旺盛で、通常のドアロックであれば解除してしまうケースも少なくないのだが、このチャイルドロックであれば内側からロックを解除することは不可能。
よって、走行中にドアが開けられてしまうという最悪の事態を防ぐことができるというわけである。
ロックの仕方も非常に簡単で、ドアを開けると下の方にスイッチが付いているのだが、これを操作するだけでよいのだ。
搭載状況
気になるのがこのチャイルドロックの搭載状況だが、家庭用の車であれば、ほぼ全ての車種に付いているらしい。
実際に私のデミオを見てみると、確かにスイッチがあるではないか。
取り扱い説明書を読んでみると、“チャイルドプルーフ”という名称になっているのだが、使用方法についてもしっかりと記載されている。
また、こちらについても本当に驚いたのだが、何と、昭和時代に製造された車にもこの機能が付いていたらしいのだ。
私のように、“その存在を知らなかっただけ”という人も多かったようで、この機能を有効に活用していれば防ぐことができたと思われる事故の件数も少なくないとのことである。
パワーウィンドウのロック
チャイルドロックにより誤ったドアの開閉を防止することも重要だが、パワーウィンドウの誤操作についても同様に防ぐ必要がある。
走行中にお子さんが窓を開け、腕などを車外に出してしまえば大変危険な事態を招きかねないからだ。
そこで、小さなお子さんが乗車する場合には、“パワーウィンドウロック”を使うことが有効である。
こちらも意外に知られていない機能なのだが、専用のボタンを押すことでパワーウィンドウが動作しない状態にすることができるのだ。
“ただボタンを押すだけ”で設定が完了し操作も全く難しくないのだから、積極的に活用したい機能であると言えるだろう。
終わりに
スマートエントリーやイモビライザーなど先進的なシステムの搭載が目立つ近年の自動車だが、チャイルドロックのように機械的でありながらも実用性が高い機能も付いている。
車をお持ちの方は、もう1度取り扱い説明書を読み、自車に搭載される機能を確認してみるのもよいかもしれない。
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