私のデミオが新車で納車されたとき、燃料タンクに入っていたガソリンの量は、全体の5分の1以下だった。
昔は満タンで納車してもらえたと言う声も聞くが、現在でもお願いすれば対応してくれるのだろうか。
目安の量
新車納車時に燃料タンクに入っている燃料量だが、“約10L”と言うケースが最も多いようだ。
私のデミオの納車時には10Lよりも少なかったと記憶しているが、SAIについては確かに約10Lは入っていたと思う。
やはり、この辺りが平均と考えて間違いないのではないだろうか。
満タン納車
近年、燃料満タンで新車が納車されるケースはほとんど無いらしい。
ディーラーに頼んでも断られることが多く、大きな期待をすることなど決してできないのが現状である。
もちろん、可能性がゼロではないと思うが、本体値引きやオプション値引きを限界まで引き出した上での満タン納車はかなり厳しい。
(現に私も毎回断られている・・・。)
ディーラーにとっても、譲歩可能なギリギリのラインまで妥協している段階となれば、応じることは困難なのだろう。
逆に、十分な値引きを勝ち取ることができなかった場合には、”せめてガソリンくらい”と頼んでみる価値はあるはずだ。
ディーラーとしても、本体値引きで大きな額を値切られるよりはよほどマシだろうし、応じてくれる確率は高いと思われる。
一昔前は
一昔前であれば、満タン納車はもちろんのこと、販売店の従業員が自宅まで酒を持って来ることも珍しくなかったらしい。
これは、大手ディーラーよりも地域の個人経営の販売店に多く見られる傾向にあった。
いかに世の中が好景気であったかを物語るエピソードであると思うが、現在では到底考えられないことである・・・。
売却時
逆に、自身の車を売却する場合や下取りに出す場合には、どれくらいの量のガソリンを入れるべきなのだろうか。
ディーラーに聞いてみたのだが、燃料を満タンにしたからと言って査定が上がることはないらしい。
よって、できるだけ少ない状態で手放すことが得策かもしれない。
とはいえ、給油ランプが点灯するほどの残量では輸送のため車を動かす場合にも支障が生じる可能性もあるし、非常識でもある。
新車納車時の燃料が約10Lであることを考えても、同じくらいの量を給油しておくのがよいのではないだろうか。
あまり難しいことを考えずに、給油ランプが点灯しない程度で、燃料計の最後の1メモリあたりを目安にすればよいだろう。
終わりに
新車納車時くらいはガソリン満タンでお願いしたいところだが、現状では難しいようだ。
燃料はもちろんのこと、粗品の1つや2つ当たり前に付いてくるような好景気が再び訪れることを願うばかりである。
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