デミオとアクセラを比較! サイズ・価格・維持費の違いは!?

アクセラとデミオはマツダの2枚看板とも言える人気車であるが、そのサイズや販売価格など両者の比較を行ってみたので、早速その結果を投稿する。

可能な限り詳細に調査したので、是非とも最後までお読みいただければと思う。

エンジン

2016年7月にアクセラの大幅改良が行われた結果、1.5Lディーゼルエンジン（SKYACTIVE-D 1.5）を搭載するモデルが新設された。

これにより、ディーゼルモデルには、デミオ、アクセラ共に同じエンジンが搭載されることになったのだが、加速感が全く同じかと言われれば必ずしもそうではない。

具体的な違いとしてはデミオの方が明らかに加速力に優れている印象があり、これについては車両重量がより軽いことが影響しているものと思われる。

一方のガソリンエンジンはデミオが1.3L、アクセラは1.5Lと排気量が異なるため単純な比較は難しいものの、アクセラはエンジン排気量が大きいと同時に車重も重いので、実際の加速感において両者にそれほどの違いは感じられないはずだ。

なお、“SKYACTIVE-D 2.2”が搭載されるアクセラ22XDに関しては、エンジン総排気量が抜きん出て大きいこともあり、アクセラのその他のラインナップ、ましてデミオと比較することは困難である。

サイズ

全長・全幅

デミオが5ナンバー車であるのに対してアクセラは3ナンバー車であるが、全幅は1,795mmでデミオよりも10cm広く、狭い道路を通行する場合には少々苦労する可能性がある。

全長もデミオよりも40cm（セダンは52cm）長いため、日常的にコンパクトカーを運転している人や、運転が苦手な人にとっては少々扱い難さを感じる大きさなのかもしれない。

以上のことからもデミオと比較してアクセラは少々取り回しが悪いことは事実だが、車を選ぶ上でボディサイズは大変重要な事項であるから、上の表を参考にじっくりとお考えいただきたいと思う。

もちろん、クラウンやカムリ等の大型セダンの運転を全く苦にしない方にとってはアクセラでも小さく感じるだろうし、何よりも実際に運転してみた印象が大切であるから、ディーラーにて試乗されることをお勧めする。

室内

室内長はアクセラの方がデミオよりも約40cm長いが、“デミオの足元は狭い”と言われることが多いだけに、より大きなスペースが確保されることは嬉しい限りだ。

一方、意外にも室内高はアクセラの方が低く、デミオが1,210mmであるのに対し、アクセラは1,170mmである。

アクセラはシートの高さがより低く設定されているため実際の頭上スペースはデミオよりもゆとりがあるはずだが、百聞は一見にしかずであるから、試乗の際は後席にも乗り込み、広さをご確認いただきたい。

燃費

上の表にデミオとアクセラの燃費をそれぞれのモデル毎にまとめたが、メーカー公表値の他、その80%と70%にあたる数字も算出したので、是非とも参考にしていただきたいと思う。

参考までに私の経験を言えば、デミオガソリン車（1.3L）の場合、街乗りだと公表値の70%、夜間は80%超え、郊外へ遠出となれば公表値を上回る数字を記録することもある。

なお、移動距離が長くなればなるほどディーゼル車の燃費が良くなる印象を受けた。

価格

両車ともに複数のグレードが設けられており、単純な比較は難しいものの、ベーシックモデルのガソリン車同士を見ると約40万円の価格差がある。

一方、ご存知の通りディーゼルモデルは高額になるため、デミオXD touringとアクセラ15Sの価格がほぼ同じであることは非常に興味深い。

いざ購入するとなれば非常に悩ましいところだが、走りの印象や普段の利用状況などを踏まえ、正しい選択をしたいところである。

維持費

自動車を維持するには“自動車税”や“自動車重量税”を負担しなければならず、これらの維持費の違いも非常に重要な事項であるが、両車を比較すると意外な事実が明らかになる。

意外にも自動車税の負担額はデミオ、アクセラともに同額の34,500円／年であり（アクセラ22XDを除く）、自動車重量税についてはグレードを問わず7,500円／年と、両車ともに全くの同額なのだ。

なお、アクセラ22XDはエンジン排気量が大きくなるので、自動車税の負担額は年間45,000円である。

詳細は上の表を参照されたいが、アクセラ22XDを除いて、デミオとアクセラの維持費が全く変わらないことを指摘しておきたい。

404 NOT FOUND | 車情報サイト『くるなぞ』

車と交通規則についての情報を発信

ilovedemio.com

終わりに

両車ともに大変素晴らしい車であるデミオとアクセラだが、今回のように様々なデータを収集してみると色々なことが見えてくる。

購入を検討されている方には、よくよくお考えの上で正しい選択をしていただきたいと思う。