矢印信号で転回(Uターン)したら信号無視になるって本当!?

矢印信号でUターン

運転中に当たり前のように見かける右矢印信号であるが、皆さんはこれが表す意味をご存知だろうか。

今回はこの右矢印信号とUターンの関係について投稿するので、是非最後までお読みいただきたいと思う。

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はじめに

はじめに、“転回”と言う言葉が“Uターン”を指すことを確認しておく。

道路交通法においてUターンと言う表現は用いられず、あらゆる条文で転回と表現されていることをご理解いただきたいと思う。

右矢印と転回

いよいよ本題に入るが、結論を言えば、右矢印信号でUターンすることは可能である。

赤色の灯火が行われている場合の右矢印信号は、右折のみならず、転回を行うことができることを意味しているのだ。

ただし、転回禁止の道路標識等により展開が禁止されている交差点では右矢印信号を根拠にUターンをすることができず、これに違反した場合には指定横断等禁止違反に問われるのでご注意いただきたい。

備考

現在でこそ合法であるものの、以前はこの右矢印信号でのUターンが禁止されていた。

と言うのも、この右矢印信号での転回は平成24年4月1日施行の改定道路交通法によって初めて認められたものであり、それ以前に当該行為を行なった場合には信号無視として交通違反に問われたのだ。

本投稿のタイトルにもあるように、右矢印信号でのUターンを交通違反と考える人が多い理由もここにあるものと思われる。

終わりに

右矢印信号と転回(Uターン)の関係をご理解いただけただろうか。

現在では右矢印信号を根拠とするUターンは合法であるが、安全の確保には十分に注意するようにしよう。

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