駐車場で交通事故! 警察への連絡はやっぱり必要!?

駐車場

交通事故を起こしてしまったら場合には、速やかに警察へ連絡しなければならない。

では、万が一、駐車場で事故を起こしてしまった場合はどうなるのだろうか。

スポンサーリンク

交通事故

はじめに、そもそも”交通事故”とは何なのか、その定義を正確に理解しておく必要がある。

”道路交通法第67条”には以下のようにある。

前項に定めるもののほか、警察官は、車両等の運転に関しこの法律若しくはこの法律に基づく命令の規定若しくはこの法律に基づく処分に違反し、又は車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊(以下「交通事故」という。)を起こした場合において、当該車両等の運転者に引き続き当該車両等を運転させることができるかどうかを確認するため必要があると認められるときは、当該車両等の運転者に対し、第92条第1項の運転免許証又は第107条の2の国際運転免許証若しくは外国運転免許証の提示を求めることができる。

道路交通法第67条の2より

この条文は、”危険防止の措置”について規定しているのであるが、事故の定義とは何かを知ることができる。

これによれば、”車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊”が交通事故の定義であることがわかる。

同時に、”道路における危険を防止し、その他交通安全と円滑を図り及び道路の交通に起因する障害の防止に資すること”が道路交通法の運用目的であることも重要なポイントだ。

以上のことを踏まえれば、”道路における車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊”が交通事故の定義と言うことになる。

道路とは

道路

交通事故の定義が、”道路における車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊”である以上、”道路”の定義をはっきりしなければならない。

駐車場が道路に該当するのかどうかが最大のポイントになるからだ

道路交通法における道路の定義は以下の通り。

この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

1、道路 道路法第2条第1項に規定する道路、道路運送法第2条第8項に規定する自動車道及び一般交通の用に供するその他の場所をいう。

                         道路交通法第2条より

これによれば、①道路法第2条第1項に規定する道路、②道路運送法第2条第8項に規定する自動車道、③一般交通の用に供するその他の場所の3つが道路ということになる。

今度は、”道路法””道路運送法”を調べなければならない・・・。

長くなるのでそれらの条文を直接載せることはしないが、①の道路法第2条第1項に規定する道路とは、いわゆる”公道”のことである。

さらに細かく言えば、高速道路、国道、都道府県道、市町村道のことである。

また、②の道路運送法第2条第1項に規定する自動車道とは、簡単に言えば、自動車専用道路と考えてよい。

そして、最後、③の”一般交通の用に供するその他の場所”と言うのが難しい。

これは、公道や自動車道以外の場所ではあるが、”実際の交通の状況から判断すれば道路”とみなされる場所のことである。

簡単に言えば、”不特定の人や自動車が自由に通行できる場所”と考えればよい

ちなみにこれは、私有地であるか公有地であるかは関係ない。

道路に該当する場所

1、公道(高速道路、国道、都道府県道、市町村道)
2、自動車専用道路
3、その他一般交通の用に供する場所

警察への報告

また、事故が発生した際には、それを警察へ報告しなければならないことも確認しておく必要がある。

これが規定されているのは、”道路交通法第72条”である。

交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他乗務員。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署の警察官に当該事故が発生した日時及び場所、当該事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該事故に係る車両等の積載物並びに当該事故について講じた措置を報告しなければならない。

                        道路交通法第72条より

改めて確認するまでもないが、万が一交通事故に遭ってしまった場合には、どんな小さな事故であっても必ず警察へ連絡しなければならないのだ。

駐車場も道路

駐車場

このように考えてくると、駐車場を道路と考えてよいのかどうか、答えが見えて来る。

答えは”Yes”になるだろう

大型ショッピングモールや、マンション等の駐車場は、公道や自動車専用道路ではないものの、”一般交通の用に供する場所”とみなされる。

買い物に来た人や車が自由に行き来する場所だからだ

もちろん、自宅の敷地内にある、その家の所有者のみが利用する場所であれば話は別だ。

一般の人が自由に行き来することがないからだ。

話を戻すが、スーパーマーケット等の駐車場であれば、そこは”道路”とみなされ、道路交通法が適応される対象となると考えられる。

よって、そこで事故を起こしてしまった場合は、速やかに警察への連絡をしなければならないのだ。

駐車場の実態によっては、道路に該当しないケースもあるとは思うが、”不特定の人や自動車が自由に通行できる場所”と考えられるのであれば、そこは道路と考えるべきだろう。

終わりに

ショッピングモールなどの駐車場で事故を起こしてしまった場合は、速やかに警察へ連絡しなければならない。

そこは、”道路”とみなされる場所であるからだ。

もちろん、公道であろうとも駐車場であろうとも、事故を起こせば人が負傷し物が壊れるのであるから、それを予防することが最も大切なのである。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク