対向車のライトがハイビームで眩しい! ベストな対処法はどれだ!?

ヘッドライト

最近、夜間の運転で対向車のヘッドライトがとても眩しくて困る時がある。

視界が大きく奪われるため、一歩間違えば事故にも繋がりかねないだけに本当に頭に来るのだが、どのように対処すべきなのだろうか。

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はじめに

はじめに正しいヘッドライトの使い方を確認しておきたいが、ヘッドライトは原則ハイビームを使用することになっている。

道路交通法の解釈上も、このように読めるらしい。

何より、前方視界の確保と言う観点からもハイビームを使用することが望ましいのが、逆にすれ違う車の運転者の視界を眩惑してしまう恐れがあることが問題点だ。

そこで、対向車とすれ違う場合にはロービームに切り替える必要がある。

“普段はハイビームで対向車がいる場合にはロービームに切り替えるのが正しい方法であることを理解して欲しい。

対処法

対向車のヘッドライトが眩しい場合には以下のような対処法が考えられるが、それぞれメリットメデリットなどあると思うので、個別的に考えて行きたいと思う。

対向車のヘッドライトが眩しい場合の対処法
  • パッシングで知らせる
  • クラクションを鳴らす
  • ハイビームでやり返す
  • 手で光を遮る
  • サングラスを使用する

パッシング

最も簡単で無難な方法がこれかもしれないが、パッシングすることでこちらが迷惑していることを知らせるのだ。

手軽に実践可能なので、すでに多くの人が実践していると思われる。

しかしながら、相手が気付いてくれないケースも少なくないので、思うような効果が期待できない可能性があることが欠点か。

クラクション

これも一定の効果があると思う。

ご存知の通り、道路交通法では、“危険を防止するためやむを得ないとき”を除いてはクラクションを鳴らしてはいけない決まりになっている。

しかしながら、対向車のハイビームにより前方視界が完全に奪われることもあるわけだから、危険を防止するためやむを得ないときに該当するのではないかと思う。

もちろん、相手がこちらの意図を理解してくれない可能性があることは事実だが。

やり返す

こちらもハイビームでやり返すという人も少なくないようだ。

こうすることで相手が気が付いてくれることも多いようだが、それなりのリスクを覚悟しなければならないかもしれない。

万が一事故にでもなった場合にこちらの過失を追及される可能性は十分にあるし、何よりも、対向車がいる場合のハイビームの使用は交通違反なのである。

そもそも相手がルール違反をしているのだから当然のようにも思えるが、自重する方が賢明と言えるだろう。

手で遮る

以外と効果的と言われているのが、手で光を遮る方法である。

特別な用意が必要な訳でもないので、一度試してみたいが、とっさの判断が求められるかもしれない。

その際には、自らの手で視界を遮ってしまわないように十分に注意しよう。

サングラス

サングラスを使用することで、対向車のヘッドライトの影響を減らすことができる。

可視光線透過率が高いサングラスを使用することで、夜間でも十分な視野を確保しつつ、必要以上の光を遮断することができるのだ。

対向車からの光のみならず、後ろを走る車のライトの光や、雨で濡れた路面からの反射なども効果的にカットすることができることが魅力的である。

多少の出費は痛いかもしれないが、自分に合った夜間用サングラスを常に使用することで迷惑なハイビームの光を遮ることができるのだから、メリットの方が大きいと思う。

ベストな方法

個人的な意見ではあるが、突然の対向車のハイビームに対処するためにも、夜間用のサングラスをかけて運転するのがベストだと思う。

先述の通り、適切なものを使用すれば、対向車からの光のみならず様々な光線の影響を免れることができるので、安全運転にもつながるはずだ。

ただし、可視光線透過率や偏光度など不適切なものを選んでしまうとかえって危険なことになりかねないので、注意して欲しい。

なお、運転用サングラスの選び方については、以下のページを読んでいただきたいと思う。

運転用サングラスの選び方! 適切な透過率なら夜間でも大丈夫!?
...

終わりに

本当に迷惑な対向車のハイビームであるが、適切に対処し、事故など起こさぬようにしなければならない。

また、自身が相手に同じことをしないためにも、すれ違いの際にロービームに切り替えることを忘れないようにしよう。

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