SAIのスポーツモードとエコモード! その走りと燃費は!?

SAIのスポーツモードスイッチ

私が所有するSAIにはスポーツモードとエコモードと言う走行モードが付いているのだが、今回はそれらのモードについて投稿する。

ノーマルモードと比較して、走りや燃費はどのように変わるのだろうか。

スポンサーリンク

エコモード

エコモードとは、アクセル開度に対するエンジン出力を抑えることで燃費の向上を図るものだが、このSAIの場合も例外ではない。

アクセルの踏み具合に対してのエンジン出力が小さくなることにより、より緩やかに加速するようになる。

よって、その加速力は決して十分なものとは言えない

SAIは車重が1,600kgに近いと言うこともあるのだろうが、これでは軽自動車よりも遅いのではないかと思えることがあるくらいだ。

燃費重視の車である以上、当然と言えば当然なのだが・・・。

気になる燃費だが、ノーマルモードで走行する場合と比較して、1割ほど向上することを確認している。

しかしながら、アクセル操作を上手く行えばノーマルモードであってもかなりの燃費を記録することができるので、そちらの方がよいのではないかと思う。

スポーツモード

このスポーツモードでの走りは大変満足が出来るものであると思うが、ノーマルモードとの最大の違いは、アクセル操作に対するエンジンの出力がかなり大きくなることだ。

その変化は大きく、別の車に豹変したかのような加速をする。

同時にエンジンサウンドも聞こえて来るので回転数が上昇していることも伝わってくるが、その音量は非常に小さいし、決して耳障りなものではない。

SAIは非常に静粛性が高いのだが、スポーツモードで走行する場合にもそれは健在だ。

高速道路を走行する場合にはその動力性能がさらに際立つのだが、時速90~100km/hあたりまで気持ち良く速度が上昇する。

同時にステアリングもより重くなり、足回りもさらに引き締まるように感じるので、このあたりのチューニングも変化するようだ。

こうしてみると、普段は高い静粛性の中でゆったり走る車としての印象が強いSAIだが、実は結構な動力性能を持っていると言えるかもしれない。

ワインディング

ワインディング

峠道、ワインディングを走行する場合には、是非ともこのスポーツモードを利用することをお勧めする。

峠道ともなればアップダウンが多いのは当然だが、減速した直後の急な登り坂は特に厄介で、アクセルの踏み込みを躊躇してしまうと坂の途中で速度が落ちてしまうことも珍しくない。

ところが、スポーツモードであれば同じアクセル開度でも出力の出方が大きいので、楽に走破することができるのだ。

EV走行

以外に思うかもしれないが、スポーツモードでもEV走行が可能だ。

ノーマルモードの場合と同様、加速後にアクセルペダルを緩めれエンジンが停止し、EV走行モードに切り替わる。

終わりに

このSAIは、エコモードについてはそれほど実用性があるとは思えないが、スポーツモードでの走りは大変満足することが出来るものである。

普段はゆったり走行することが多い方でも、このスポーツモードでの上質な加速感を是非とも体感して欲しいと思う。

コメント