”交通指導員”と言う言葉を耳にする機会があるが、どのような人たちのことを言うのか調べてみたのでその内容を投稿する。
その仕事内容は果たして…!?
概要
交通指導員とは、交通指導や学校・保育所での交通安全教育を行う職員のことを言う。
各都道府県や市町村により非常勤の職員として採用されることがほとんどであるが、身分としては地方公務員(正確には特別職地方公務員)に該当する。
また、交通安全協会の職員が交通指導員として勤務するケースも多いようだ。
勤務内容
交通指導員の主な仕事は地元の小学生への交通指導だが、制服姿の指導員が登下校する子供達に対して交通誘導を行う様子を見かけたことがある方も多いはずだ。
ただし、交通誘導と言っても道路工事現場で行われる交通整備とは別のものであるし、警察官が行う交通整理のような法的根拠もない。
その他、高齢者への交通指導や学校で開催される交通安全教室の講師役を務めることもある。
報酬
報酬は各自治体ごとに異なるが、インターネットで調べてみると”日勤2,000円”の条件を提示している市町村を確認することができる。
雇用形態からして高額な報酬が支払われることは考え難く、月給にして7万円から8万円程度、時給に換算すると1,000円以下が相場のようだ。
実質はアルバイトと同程度の給料と考えてよいと思うが、詳細は各自治体の募集要項をご確認いただきたい。
募集状況
原則として欠員が出るなど人員が必要になった場合に募集が行われるため、交通指導員として働きたい方にとってはタイミングも1つの重要なポイントになる。
地域の新聞や広報誌に募集要項が掲載されることが多いが、最近ではインターネットに募集の要項を掲載している自治体もあるようだ。
お住いの自治体が交通指導員の募集を行っていることを確認できた場合は、迅速に電話連絡をするようにしよう。
必要な資格
交通指導員になるための特段の資格は必要なく、交通の安全に貢献しようとする思いがあれば誰でも挑戦することができる。
採用の対象となる年齢はそれぞれの自治体により異なるが、70歳近くの方が勤務している実態があることからも、さほど年齢を気にすることなく勤務することが可能と考えてよいのではないだろうか。
終わりに
交通指導員の仕事内容や報酬についてご理解いただけただろうか。
最近の悪質な交通事故の発生状況からしても、登下校中の子供達の安全を確保することはとても重要なことであるから、交通指導員のさらなる活躍を期待したいと思う。
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