私が通っているスポーツジムのロッカーで、必ず口笛を吹いている人がいるのだが、私にとっては本当に耳障りに感じる。
ところが、本人は全く気にしていないようなので、公共の場での口笛が本当にマナー違反なのかどうか調べてみることにした。
マナー違反
”口笛以外にも音を立ててしまうことがあるのだから、口笛を吹いてもいいではないか”と思う人もいるかと思うが、やはり、日本人は公共の場での口笛をマナー違反と考えているようだ。
インターネットの質問サイトで、このような質問をしている人がいる
”仕事中に口笛を吹いていたら同僚に注意されたがその方が仕事が箱取るので別によいのではないか”
それに対する回答は以下のとおり。
さっさと辞めてください。
会社で働いていて許される会話というものがあります。
働いている誰もが許されることは、”業務上必要な会話”、”生理的に出てしまう音(くしゃみ、咳など)”です。
口笛は、そこで働く人の自由ではありません。社内規則がしっかりしている会社で得ればクビにできるレベルの話です。
私も口笛は大嫌いです。独り言と口笛は全然違うと思います。だいたい、オフィスで口笛を吹いて注意されて逆ギレするなんて相当人格に問題があると思います。
あなたは自分勝手です。社長、上司にきちんと許可をとってください。会社の規定では基本私語禁止ではないのですか?口笛、歌はそれ以上に論外です。
自分は気持ちいいかもしれませんが、人にとっては騒音です。こんな社会人としてのいろはがわからない人がいるなんて驚きです。
おそらく、あなたに共感するレスは1つも来ないと思います。
と、全てが否定的な意見ばかりである。
今回の例は”職場”での話だが、周囲の人への迷惑と言う観点から言えば、銭湯や事務のロッカールームでの口笛にも同じことが言えるだろう。
少なくとも、わが国では、多くの人が利用する場所での口笛はマナー違反と認識されていると考えて間違いないだろう。
その理由は
騒音
当たり前のことではあるが、口笛は、周りの人にとってはかなりの”耳障り”だ。
当の本人は、”独り言や他人との会話もうるさいではないか”と主張するだろうが、不快に感じるレベルが全く違う。
実際、私も、事務のロッカールームで他人が会話をしている声も耳に入ってくるが、特に耳障りに感じることはない。
ところが、その男性の口笛は相当耳障りで、とても不快に感じる。
しかも、会話が相手とのコミュニケーションを取るために欠かすことができないものであるのに対して、口笛は、”別に吹かなければ吹かないで済む”のである。
であればなおさら、周囲に人がいる場面では控えるべきことだろう。
常識はずれ
多くの日本人が公共の場での口笛をマナー違反と考えているわけだから、それを行うことは常識違反と言うことになる。
騒音が迷惑なのは勿論だが、”常識ハズレのマナー違反を犯していることそのもの”が周囲に不快感を与えると言っても過言ではない。
私が通っているジムで口笛を吹いている人は、何と50代のおっさんと言うのだから驚きだ。
”いい年をして何て非常識なものか”と、それだけでも不快になってしまう。
意外な言い伝えも
周囲の人が迷惑をするかどうかは別として、”夜に口笛を吹くと蛇が出る”と言う言い伝えがあるようだ。
これを理由に”口笛は吹くものではない”と子供に教育する人もいるらしい。
このことも、口笛がマナー違反とされる1つの理由になっているようだ。
終わりに
やはり、多くの日本人は、”公共の場での口笛”をマナー違反と考えているようだ。
である以上、人が集まるところでの口笛は、当然控えるべきで、周囲の人を不快にさせないような配慮が必要であることは言うまでもないことである。
公共の場で口笛を吹いている人は、周囲の迷惑に気が付いていないのかもしれないので、その点を指摘してやるのもよいかもしれない。
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