車を止める場合、当然サイドブレーキを引くと思うが、寒冷地ではこのサイドブレーキが凍ってしまうことがあるらしい。
そこで今回は、寒冷地での正しい駐車の仕方について投稿しようと思う。
サイドブレーキの凍結
雪が多く積もるようあ寒冷地では、サイドブレーキが凍ることがある。
正確には、サイドブレーキに使用されるワイヤーが凍結するのだが、これでは走行に支障が出てしまう。
急に、後輪の動きが止まってしまう恐れがあるらしい。
サイドブレーキが凍結してもある程度は走行することができる場合があるらしく、凍結に気が付かないまま車を走らせてしまうと非常に厄介なことになってしまう。
走行中に突然、後輪の動きが停止し、それが原因で車がスピンしてしまう可能性すら否定できないのだ。
対処法
サイドブレーキが凍結してしまった場合、そのワイヤー部分にお湯をかけることで凍結を解消することができるらしい。
非常に簡単なようで、経済的負担も必要ないが、サイドブレーキのワイヤー部分がどこにあるのかわからない人も少なくないと思う。
よって、ロードサービスなどに連絡するのが無難かもしれないが、会員登録をしていない場合は結構な額を請求されるので悩ましいところだ・・・。
予防法
サイドブレーキの凍結を防ぐためには、“サイドブレーキを引かない”ことが重要だ。
他に特別なこともなく、とても簡単なのだが、サイドブレーキを引かないことにより車が動いてしまう可能性がある。
その対策として、マニュアル車の場合は、ギアを1速もしくはバックに入れ、“ギアロック”をかけることが望ましい。
オートマ車であれば、シフトレバーのポジションを確実にパーキングに入れる。
いずれの場合も“輪止め”を使用し、可能な限り平らな場所を選んで駐車することを忘れないようにしよう。
なお、最近の車には様々な機能が付いており、エンジンの停止とともに自動でサイドブレーキがかかる車もあるらしい。
その場合は、取扱説明書を読むなりディーラーに確認するなりして、その機能を解除する必要がある。
終わりに
サイドブレーキの凍結により、思わぬトラブルが発生する可能性があることをご理解いただけたと思う。
寒冷地にお住いの方やスキー場などへお出かけの際は、サイドブレーキを引かずに凍結を防止するようにしよう。
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