一部改良されたデミオはじめ、現在製造販売される自動車のほとんどが“シャークアンテナ”を採用しているが、この形状には何か意味があるのだろうか。
今回は、このシャークアンテナのメリットとデメリットについて投稿する。
はじめに
はじめに“シャークアンテナ”の概要を確認しておきたいが、その名の通りサメの背ヒレのような形をしているアンテナのことを言う。
“ドルフィンアンテナ”と呼ばれることもあり、近年では、新たに製造される車のほとんどがこのタイプのアンテナを採用している。
メリット
取り回し
シャークアンテナは、従来の棒状のアンテナと比べて取り回しが良い。
と言うのも、棒状アンテナよりも高さが低いため洗車機や駐車場の天井に引っかかってしまうことがないのだ。
特に洗車機を利用される方にとって棒状アンテナは曲者であり、洗車毎にアンテナを引っ込めなければならないのだが、シャークアンテナの場合はその必要がなく、余計な手間が省けることは大きなメリットと言える。
車体安定性の向上
シャークアンテナの存在が車体安定性の向上につながるとの声もあり、ディーラーのスタッフ曰く、シャークアンテナが一定の空気抵抗を受けるため、走行中に車体後方が左右にスライドするのを抑制する効果があるとのこと。
わずか数十センチの小さなパーツがそこまでの効果をもたらすと言われてもにわかに信じ難いと思うが、“飛行機の垂直尾翼”をイメージしていただければ解りやすいはずだ。
実際にメーカーを問わずほぼ全ての車種がこのタイプのアンテナを採用していることからも、走行パフォーマンスにとって一定のメリットがあると考えてよいのではないだろうか。
デメリット
シャークアンテナのデメリットは、やはり形がカッコ悪いことか…。
“ダサい”と言う人もかなり多く存在するようだが、私もその1人であり、この形状のアンテナには否定的な立場を取っている。
ちなみに、私のデミオ(2015年7月購入)には従来通りの棒状アンテナが付いているものの、現在製造される最新モデルはやはりシャークアンテナを搭載しており、アクセラやアテンザも同じ状況なので、アンテナの形状にこだわる方にとっては悩ましい問題なのかもしれない。
終わりに
本投稿ではシャークアンテナのメリットとデメリットについて投稿して来たが、個人的な意見を言わせて貰えば、どうしてもその形状に納得できないと言うのが正直なところである。
皆さんはいかが思われるだろうか。
コメント
ダサいのでF1の様に禁止にしてほしい
ダサい
日本車は海外を真似るのが得意でショボいが、
いい出しっぺのベンツが原点回帰で
シャークフィンを辞め、ドアミラー形状をAピラー付け根に
戻したので、ダサいシャークアンテナに気付き始めてその内無くなるだろう。
That’s sound pretty gross…