車のフロントガラスが汚れてしまい、前方が難い状態になってしまうことがしばしばあるのだが、内側の汚れが原因であることも少なくない。
今回は、そのガラスの内側の汚れの落とし方を投稿しようと思う。
はじめに
はじめに、ガラスの内側の汚れが原因で起こる症状を確認しておきたい。
最も厄介なのは油性の汚れだが、これがガラスの内側表面に付着してしまうと、なかなか取れないのだ。
タオルやクロスで拭き取ろうとしても、汚れがガラス表面を移動するだけで、ひどい場合にはさらに広範囲に広がってしまうことも・・・。
結果、全体に油膜が張られた状態になり、夜間、対向車のヘッドライトの光が乱反射を起こしてしまうのだ。
これが起こると、光が様々な方向へ反射してしまうために前方が見難くなり、安全上も極めてよろしくない。
また、日中であっても、ガラスが曇った時に汚れが浮き出ることがあるので注意が必要だ。
用意するもの
用意するものは、タオル、バケツ、アルコール、ガラスクリーナー、クロスの5つ。
ガラスクリーナーはスプレータイプのものがよく、アルコールは消毒用のエタノールを使えばよい。
なお、クリーナーにアルコール成分が含まれる場合は、そちらだけでも何とかなる。
バケツに水を入れておくのだが、近くに水道があり、こまめにタオルを洗うことができるのであれば、それでも構わない。
- タオル
- バケツ
- クロス
- アルコール
- ガラスクリーナー
手順
手順は下にある通り。
詳細は以下で述べるが、特に特別なこともないので、効率良く作業を進めて行きたいところである。
水拭き
まずは、水で濡らしたタオルを使って水拭きを行う。
この作業の目的は水溶性の汚れの除去にあるが、タオルを固く絞っておくことが重要なポイントになる。
タオルに残る水分が多いと、拭きムラが多く発生してしまい、後々厄介なことになってしまうからだ。
汚れたタオル使い続けるのではなく、使用する面を変え、タオルを洗いながら作業を進めるとよい。
アルコールでの拭き取り
水拭きをしっかり行えば、水溶性の汚れは除去されているはず。
よって、残りの油性の汚れを落とすべく、アルコールを使っての拭き取り作業に入るが、水拭きの時とは別のタオルを使うようにしよう。
なお、ガラスクリーナーにアルコール(エタノール)成分が入っているのであれば、そちらを使ってもよい。
拭き上げ
最後に、クロスを使って拭き上げをする。
できるだけきめの細かい材質のクロスを使うことが大切だが、中には、繊維がガラスに付いてしまうものもあるので、事前に確認しておいて欲しい。
フロントガラス専用のクロスがあればベストだが、イメージとしてはメガネ拭きのようなものであれば大丈夫なはずだ。
最後の拭き上げにもガラスクリーナーを使って構わないが、ごく少量にすることがポイントである。
多く使い過ぎると、クリーナーの水分を完全に拭き取ることができず、表面に残ってしまうのであまり見栄えがよろしくない。
よって、基本的にはクロスだけで仕上げるのがよいと思う。
終わりに
何かと気になるフロントガラスの汚れだが、正しい方法でしっかりと除去することが大切だ。
安全運転を実現するためにも、定期的に汚れの具合を点検し、必要であればクリーニングをするようにしよう。
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