私もその経験があるのだが、サイドミラーに力が加えられた場合、ミラーが普段とは反対方向に曲がってしまうことがある。
今回は、その原因や対処法について投稿するので、最後までお読みいただきたいと思う。
逆に曲がる
サイドミラーが逆に曲がる状態とは、普段ミラーを収納する方向と真逆の方向にミラーが折り畳まる状態のことを言う。
画像を用意できずに申し訳ないが、状況を想像していただきたい。
私の場合は、駐車しようと車を後退させていたところ、障害物に当たったことでサイドミラーが普段とは逆方向に・・・。
その段階ではわずかに動いた程度だったのが、ドアノブに触れたところ、なぜかミラーが勝手に動き、普段とは反対方向に完全に折り畳まれてしまったのだ。
強い衝撃で一気に曲がってしまうのであれば納得もできるが、わざわざ自動で逆方向に曲がるとは、何とも奇妙なことである。
理由
ディーラーで確認してみたのだが、サイドミラーが逆に曲がるのは普通のことらしい。
もちろん、普段から反対方向に曲がるようであれば何かしらの不具合が生じているものと思われるが、ミラーに一定の力がかかった場合に逆方向に動くことはむしろ正常とのこと。
聞けば、サイドミラーにぶつかった人や障害物への衝撃を緩和するため、敢えてそのようなつくりになっているそうだ。
非常によく計算されていると関心させられるが、私がぶつかった障害物、ミラーともに全くの無傷だったことを考えても、間違いなく一定の効果があると思う。
仮にこのような仕様になっていなければ、わずかな衝撃でもミラーが破損したり、ぶつかった人が怪我をするリスクが増大するはず。
ちなみに私のケースは、ミラーがぶつかった衝撃で自動格納用のギアがずれ、反対方向に格納されてしまったらしいが、自動格納ミラー搭載車特有の症状と言えるかもしれない。
対処法
サイドミラーが逆方向に曲がってしまった場合、ミラーを元の方向に押すことで、本来の状態に戻すことができる。
ある程度強く押し戻す必要があるが、ミラーが”ガチン”と定位置に収まれば成功だ。
単に元の方向へ押し戻すだけでは不十分で、自動格納機能が動作することでミラーが再び固定される場合もあるが、いずれにせよ、しっかり固定されれば問題無い。
その後、普段通りに電動ミラーが動作し、角度調整ができればよいが、ぐらつくなどの不具合が確認される場合は、すぐにディーラーに診てもらうようにしよう。
終わりに
サイドミラーが反対方向に曲がる原因や対処法をご理解いただけただろうか。
以外と頻繁に起こり得ることでもあるので、万が一の場合にも焦ることなく、冷静に対応していただきたいと思う。
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