駐車券を紛失したらどうなる!? 高額支払い料金の返金は可能?

駐車券

特に都市部では有料駐車場を利用する機会も多いと思うが、駐車券を紛失してしまった場合に高額料金の支払を要求されることは、ご周知の通り。

ところが、対応次第ではそれを回避することができることをご存知だろうか。

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紛失ボタン

駐車券を紛失した場合、駐車料金支払機にある“紛失ボタン”を押すことで駐車場から出庫することができる。

以外にも、駐車場を出るだけであれば特に難しいことはないのだ。

しかしながら、原則として、本来の駐車料金よりもかなり高額な料金を支払わなければならないことが最大の問題となる・・・。

紛失料金

駐車券を紛失した場合、“紛失料金”と称して通常よりも高額の料金を請求されることは有名な話だが、その額は各駐車場ごとに異なる

相場は3,000円とも言われているが、1日最大料金よりも高額であり、私のような庶民にとっては痛い出費だ。

もちろんさらに高額を請求される場合もあるようで、1万円近くの紛失料金を取られたと言う話も聞く。

しかも、精算機に紛失料金が明記されていない場合は、ボタンを押してみなければいくら取られるかわからないわけで、本当に恐ろしい話である。

よって、詳しくは後述するが、万が一駐車券を無くしてもすぐに紛失ボタンを押さないことがポイントなのだ。

料金返却の可能性

支払った高額な紛失料金が返金されることもある。

駐車場の管理会社に電話して紛失の旨を伝えると、実際に利用した時間の駐車料金、あるいは1日最大料金を除いた金額を返金してもらえる場合があるのだ。

もちろん、実際の駐車場利用時間の証明を求められる可能性もあるが、後に駐車券が発見された場合はそれを根拠にすることが可能。

たとえ駐車券を見つけることができなくとも、駐車場管理会社の担当者によっては紛失料金を返却してくれることもあるので、諦めずに相談することが大切と言える。

ちなみにこの後日返金だが、入庫時間や出庫時間等の情報を精査した上で銀行口座へ振り込まれるので、実際に料金が戻るまでに1~2週ほどかかるらしい。

ベストな対処法

電話

異常のことを踏まえ、駐車券を紛失した場合のベストな対処の仕方をまとめると以下のようになる。

駐車券を紛失した場合の対応
  1. 駐車場管理会社へ連絡(管理人がいる場合は直接報告)
  2. 紛失ボタンを押し、料金を支払い出庫
  3. 入出庫時間等の必要な情報を提出
  4. 紛失料金の返金を待つ

最も重要なのは、安易に紛失ボタンを押して出庫しないことである。

紛失ボタンを押してしまえば、紛失料金の支払を要求する駐車場管理会社の申し出に同意したことになり、後に返金が困難になる可能性があるからだ。

これを防ぐためにも、駐車場管理会社に連絡し、駐車券を紛失した旨を報告することを最優先しなければならない。

すると、実際に利用した分の料金以外を後日返金するのでとりあえず紛失料金を支払い出庫するよう指示されることがあるが、こうなれば一安心。

また、管理人が駐車場にいる場合には、駐車券を紛失したことを直接伝えると、実際の利用料金の支払のみで出庫を許してくれることすらある。

しかも、入庫時間は自己申告でよい場合もあるので、本当に有難い話だと思う。

仮に後日返金の場合も、事前に電話で駐車券の紛失を報告して紛失料金返金の約束を取り付けていれば不安になることもなく、振込先口座など必要な情報を伝え、入金を待てばよいのだ。

とにかく、初めから諦めて駐車券紛失ボタンを押し、高額な料金を支払うことだけは避けるようにしよう

終わりに

駐車券を紛失してしまった場合の対処法をご理解いただけただろうか。

とにかく駐車場の管理会社に事情を説明することが大切であり、早々に諦めて高額料金を支払うことがないようにしよう。

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