付加点数とは! 交通事故を起こすと点数が加算される!?

交通事故

交通違反を犯すと反則点数が加算されるが、事故を起こすとさらに点数が加算されるらしい。

今回は、交通事故と”付加点数”の関係について投稿する。

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基礎点数

本題に入る前に、”基礎点数”について確認しておく。

基礎点数とは交通違反を犯した時に加算される点数のことで、一般的に”点数”や”反則点数”と呼ばれているのがこれに当たる。

この点数の累積が一定に達すると、免許の停止免許の取り消しと言った処分が下されることになる。

反則行為 基礎点数 反則行為 基礎点数
酒酔い運転 35 放置駐車違反(駐停車禁止場所) 3
麻薬等運転 35 放置駐車違反(駐車禁止場所) 2
無免許運転 25 信号無視(赤色等) 2
酒気帯び運転(0.25以上) 25 信号無視(点滅) 2
酒気帯び運転(0.25未満) 13 安全運転義務違反 2
速度超過50km/h以上 12 携帯電話使用等(交通の危険) 2
速度超過30(高速道路40)km/h以上 50km/h未満 6 携帯電話使用等(保持) 1
速度超過25km/h以上 30(高速道路40)km/h未満 3 指定場所一時不停止等 2
速度超過20km/h以上 25km/h未満 2 踏切不停止等 2
速度超過20km/h未満 1 無灯火 1

※ 上の表は、主要な交通違反とその基礎点数の一部を抜粋したものであるが、その他全ての違反行為の点数については、以下のページを参照して欲しい。

刑事・行政・民事! 交通事故の3つの責任と処分とは!?
起こらないに越したことはないが、交通事故を起こしてしまった場合には、どのような責任や処分を受けること...

付加点数

付加点数

交通違反を犯した上に、交通事故を起こしてしまった場合には、上記の基礎点数に上乗せして、さらに点数が加算される

これが、”付加点数”である。

各ケースごとの付加点数の一覧は以下の通り。

事故の種類 一方的な不注意 一方的な不注意以外
死亡事故 20点 13点

傷害事故(治療期間が3ヶ月以上もしくは後遺障害が残った場合)

13点 9点
傷害事故(治療期間が30日以上3ヶ月未満) 9点 6点
傷害事故(治療期間が15日以上30日未満) 6点 4点
傷害事故(治療期間が15日未満) 3点 2点
建造物損壊 3点 2点

不注意の程度の”一方的な不注意”と言うのは、相手には全く過失がなく、事故原因の全てが自身の不注意によるものと判断された場合に適応される。

例えば、“信号無視を犯した上に人身事故を起こし、相手に後遺症が残ってしまった場合”について考えてみよう。

まずは、信号無視に対する基礎点数が2点。

信号無視は、明らかに”運転手の一方的な不注意”になるので、付加点数13点が加算される。

すると、当事者には、”計15点”の反則点数が加算される。

15点と言うのは、有無を言わずに一気に免許の取り消し処分となってしまう点数であることに注目してもらいたい。

事故を起こしたことによる付加点数の加算により、免許の停止や取り消し処分を受ける蓋然性が圧倒的に高まるのだ。

免許の停止、取り消しについては以下のページを参照して欲しい。

運転免許の停止・取消しになる点数と欠格期間とは!?  
何度も交通違反をすると運転免許が取り消しになることは誰もが知っていると思うが、何点分の違反をすると取...

ひき逃げ・当て逃げ行為への加算

あて逃げ

事故を起こした後、救護処置などの必要な処置を怠った場合には、さらに点数が加算される。

ひき逃げに対しては、35点、あて逃げに対しては5点が加算される。

こちらは、基礎点数と付加点数とは独立した形で運用されている加点制度らしい。

対象となる行為 加算される点数
死傷者の救護措置義務違反(ひき逃げ行為)

35点

危険防止等措置義務違反(あて逃げ) 5点

例えば、”赤信号を無視し事故を起こし、歩行者に後遺症がのこる怪我をさせてしまった上に、被害者の救護措置をせずに現場から逃げてしまったケース”について考えてみたい。

点数の計算は以下の通り。

  • 基礎点数(信号無視)・・・2点
  • 付加点数(治療期間が3ヶ月以上もしくは後遺症が残った場合)・・・13点
  • 救護義務違反による加点・・・35点

  合計・・・50点

なんと、合計で”50点”もの違反点数が付くことになる

免許の一発取り消しはもちろん、再度運転免許を取得することができない期間(欠格期間)も発生するのだ。

欠格期間の求め方はそのケースにもよるのだか、今回であれば6年になるだろう。

このように、違反行為を犯した上で事故を起こした上に必要な措置を怠った場合には、非常に厳しい行政処分が待っているのだ。

言うまでもないが、今回の付加点数についてはあくまでも”行政処分”に関しての話である

事故を起こせば、刑事責任も問われるし、負傷させた相手方への賠償金の負担(民事責任)も免れることはできない。

終わりに

交通違反のみならず交通事故を起こしてしまえば、付加点数の加算という厳しい行政処分を受けることになる。

自分自身のためにも被害者を出さないためにも、交通ルールを厳守し、交通事故を未然に防ぐことが大切なのである。

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